https://youtu.be/zA1kIretoBM

ゼロの焦点  松本 清張 (著)  清張初期を飾るミステリーの最高傑作!

縁談を受け、広告代理店に勤める十歳年上の鵜原憲一と結婚した禎子。本店勤めの辞令が下りた夫は、新婚旅行から戻ってすぐに、引き継ぎのため、前任地の金沢へ旅立った。一週間の予定をすぎても戻らない夫を探しに、禎子は金沢へ足を向ける。北陸の灰色の空の下、行方を尋ね歩く禎子は、ついに夫の知られざる過去をつきとめる。

戦争直後の混乱が招いた悲劇を描き、深い余韻を残す著者の代表作。