金沢市大桑のバロ- 鮮魚 ブリ 三枚におろして皮剥いでいただき、家で海鮮どんぶり 美味しかった。久しぶりに美味しい お魚いただきました。

 

 

出世魚(しゅっせうお)とは稚魚から成魚までの成長段階において異なる名称を持つ魚。江戸時代までは武士や学者には元服および出世などに際し改名する慣習があった。その慣習になぞらえ「成長に伴って出世するように名称が変わる魚」を出世魚(しゅっせうお)と呼ぶ。「縁起が良い魚」と解釈されて門出を祝う席など祝宴の料理に好んで使われる。ブリ・スズキ・ボラなどが代表的。

出世魚の代表例

ブリ

ブリは、条鰭綱[1] スズキ目 アジ科に属する魚。「ぶり はまち、元はいなだの出世魚」という川柳がある。

代表的な呼び名

モジャコ:6~7cmくらいまでのもの

ワカシ:15 cm くらいまでのもの

イナダ:40 cm くらい(夏に旨い)

ワラサ:60 cm くらい

ブリ:90 cm 以上(夏は味が落ちる)

関東:ワカシ → イナダ → ワラサ → ブリ

関西:ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ

東北:ツベ → イナダ → アオ → ブリ

下北地方:フクラギ → イナダ → ワラサ → ブリ

北陸:ツバエリ → コズクラ → フクラギ → アオブリ → ハナジロ → ブリ

富山県:ツバイソ → コズクラ → フクラギ → ガンド → ブリ

長野県:イナダ → ハマチ → ブリ

山陰:ショウジゴ → ワカナ → メジロ → ハマチ → ブリ

四国・山口県・広島県:ヤズ → ハマチ → ブリ

九州:ワカナゴ → ヤズ → ハマチ → メジロ → ブリ → オオウオ

スズキ

スズキは、条鰭綱 スズキ目 スズキ科に属する魚

セイゴ → フッコ → スズキ → オオタロウ

関西:セイゴ → ハネ → スズキ

東海:セイゴ → マダカ → スズキ

宮城県では小型のものを特にセッパと呼ぶ

また、ヒラスズキの幼魚をヒラセイゴなどと言ったりもする。(ヒラハネはあまり聞かれない)

ボラ

ボラは、条鰭綱 ボラ目 ボラ科に属する魚

代表的な呼び名

オボコ {スバシリ}→ イナ → ボラ → トド

と、3回名称を変える。

マイワシ

イワシは、 条鰭綱 ニシン目 ニシン科に属する魚

 代表的な呼び名

シラス→ カエリ→コバ→チュウバ→オオバ

シラス:白子、稚魚、1cm未満  (マシラスとも)

カエリ:若魚、数cm  (アオコ、ヒラゴとも)

コバ :小羽、   10cm前後

チュウバ:中羽   15cm前後

オオバ:大羽    20cm前後

コノシロ

コノシロは、条鰭綱 ニシン目 ニシン科に属する魚

 代表的な呼び名(関東)

シンコ:4 - 5センチメートルの幼魚

コハダ:7 - 10センチメートルぐらい

ナカズミ:13センチメートル程度

コノシロ:15センチメートル以上

その他の地域での若魚の名前として、ツナシ(関西地方)、ハビロ(佐賀県)、ドロクイ、ジャコ(高知県)などがある。