若い二人が、桂の木に手を添えれば、末永く寄り添える。

 

あいぜんかつら【愛染かつら】

かつ枝は17歳の時結婚して1子をもうけたが,夫と死別,病院で働く。 2人は津村家の菩提寺の愛染かつらの樹の下で永遠の愛を誓う。 その後幾多の誤解とすれ違いの末,日蓄レコードの作曲家としてデビューすることとなったかつ枝は浩三と再会し,結ばれることとなる。

映画 愛染かつら) (1938)  https://youtu.be/cIa_v-4V7OQ

津村病院の若いご子息さんと子供のいる看護婦との恋物語

旅の夜風 歌詞 https://youtu.be/Fb91k68Ch5c

歌:霧島昇

作詞:西條 八十

作曲:万城目

発売:2009-12-05 11:30:10

花も嵐も 踏み越えて

行くが男の 生きる道

泣いてくれるな ほろほろ鳥よ

月の比叡を 独り行く

優しか君の ただ独り

発たせまつりし 旅の空

可愛子供は 女の生命

なぜに淋しい 子守唄

加茂の河原に 秋長けて

肌に夜風が 沁みわたる

男柳が なに泣くものか

風に揺れるは 影ばかり

愛の山河 雲幾重

心ごころを 隔てても

待てば来る来る 愛染かつら

やがて芽をふく 春が来る

 

旅の夜風(高石かつえ、北原謙二) 流石 高石かつえさん 素敵 https://youtu.be/8ffLDl6HRJU

 

愛染かつら 前篇・後篇(1938年公開、松竹製作)

監督:野村浩将、主演:田中絹代、上原謙 ※ 前編・後編ともフィルムが完全な形で存在せず、前・後編を再編集した総集編がビデオ化されている。 キャスト

高石かつ枝 - 看護婦:田中絹代

津村浩三 - 津村病院長の御曹司:上原謙

 

エピソード

野村監督は当初、高石かつ枝役に若き松竹のスター高峰三枝子を希望した。しかし、当時松竹蒲田撮影所所長だった城戸四郎が「高石役は田中絹代で行く」と押し切り、田中の起用が決まった。田中絹代版の『愛染かつら』四部作は空前の大ヒットとなり、一部マスコミでは「日中戦争さなかの暗い世相を吹き飛ばした」とも言われている。

19391212日、「愛染かつら完結編」の撮影を行っていた松竹大船撮影所撮影主任が映画法執行規則違反で初逮捕。映画法で禁止されることになった子女の深夜労働禁止規定に反し、田中絹代と忍節子らの女優を撮影に従事させた疑い。