石川県輪島市門前町剱地で江戸時代に、漁師の重蔵と遊女(お小夜)が恋に落ちました。海へ重蔵が魚を取りに出かけました。海が荒れてきて重蔵は帰らぬ人となってしまいました。
遊女のお小夜は、毎日砂浜で待ちましたが重蔵は、帰ってきません。
お小夜は、悲しみのあまり海に入り亡くなりました。
可愛そうな悲恋神社を作りお参りしましたが、恋しさのあまり、しばしば沖を行き交う[船]を止めたり、浜に引き寄せたりしたので、そのため海の見えない場所へ社を移し、お小夜の黒[髪]を祀ったそれ以降、[浜]の[砂]を踏むとキュキュと音を立てて鳴るため、泣き砂の浜と呼ぶようになった(琴ヶ浜)。2023年 現在も饒石黒髪神社(ニギシクロカミジンジャ)は残っています。
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j1613/
〒927-2334 石川県輪島市門前町上代(ウワダイ)丙185