なんと言っても種雄そして代雌の選び方、何代繁殖しても原形になった種雄代雌の遺伝子は引き継がれます。犬の世界にはJKCの説明しているスタンダ-ドを守らなくてはならない(純血種)。1.欠点のない健全な種雄、欠点のない健全な代雌、このような犬を探すことは、大変難しい問題です。それは人間が代々作り上げてきたからかもしれません。2.欠点のない犬とは、例えば大泉門開存(ペコ)、鼠径ヘルニア(ソケイヘルニア)、臍ヘルニア(サイへルニア)、膝蓋骨脱臼(パテラ)、股関節形成不全、噛み合わせ、陰睾丸 (停留睾丸)などの問題がない。3.近親交配はなるべく避ける。

交配 意識的な雄雌の交配がうまくいけばよいのですが、うまくいかない場合は人工授精(仮の名前)をおこなうこともあります。その時に必要な道具、テルモのシリンジ10mlと、テルモのサフィ-ドネラトンカテ-テルFr.14(4.7mm)15cm2孔式(ヨーキ-の場合8cmに切って使います)

人工授精(仮の名前)の仕方、1、雄犬のペニスの後ろのほうにある、亀頭球まで露出させると、マウンティングが始まるので、紙コップで精子を受け取る。2、シリンジで精子を吸い取った(2~3cc)後、シリンジの空気を出す。3、カテ-テルをしっかり取り付ける。4、ビニ-ル手袋をして、小指にゼリ-を付けて、代雌の陰部に小指をゆっくりいれる。もしも小指に抵抗があったら、排卵日とはみとめず、翌日にもう一度同じことを繰り返す。排卵日には、無抵抗で小指約1~1.5cm入ります。教科書的には、排卵日は雌犬のヒートから13~15日と考えてよいと思います。5、代雌の陰部にカテ-テルとシリンジで精子を入れたら、犬の後ろ脚を45度~50度くらい持ち上げて15分くらい固定します。その後、お尻を軽くたたき、陰部を締めるようにします。その後、ケージの中にいれて、2週間くらい安静にします。