スメア検査
交配をお考えの方へ正確な交配適日を診断するためのスメア画像の説明になります。
発情開始の判定ですが、陰部からの出血もしくは腫脹どちらかの状態が認められた日を
第一日目として計算します。
スメア検査自体は膣細胞の非核化を観察する検査ですので、一度観察しただけでは交配適日の
判定は難しく、後述の画像のように非核化を観察しもっとも非核化された細胞が多い時期を
排卵日とする診断方法です。
↓こちらは発情開始より8日目のスメアの状態です。
まだほとんどの細胞に核が認められ有核上皮細胞80%以上 無核上皮細胞20%以下といったところでしょうか。細胞の肥大により発情中であることは一度見るだけで判断できます。