手のひらのトリュフ-Melisse再び。お誕生日おめでとう- | COCOのおいしい話

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* Gin's Birthday Dinner 2017 at Melisse *

 

またもや、久しぶりの更新になってしまいました。

 

夏至を過ぎ、本格的に暑くなって来た、今日は独立記念日で祝日のロスアンジェルスです。

 

 

先週の月曜は夫銀之丞の誕生日でしたので。

 

その前々日、24日の土曜日に、予てから予約していたレストラン「メリッセ」(→「Mélisse Restaurant」)にディナーに行って来ました。

 

今年の結婚記念日にこのレストランで初めて食べたところ(→「お久しぶりです。」)夫も私もいたく気に入ってしまい、今回の再訪となりました。

 

Mélisseはサンタモニカの、繁華街からは少し離れた通りにあります(ご近所はペットショップやお肉屋さん、私達のお気に入りの魚屋さんなどです)。

 

 

*Restaurant Mélisse

 

お店のテーマカラーのパープルに窓枠が塗られている以外は、割と素っ気ない外観です。

 

 

通された席には「Happy Birthday」のカードと小さなギフトが置いてありました。

 

 

 

 

ギフトボックスの中身はチョコレートトリュフでした❤️(3つのうちの1つをもらっちゃいました)。

 

 

ウェルカムドリンクはやっぱり店名の「レモンバーム」を使ったもの。

 

今回はホワイトネクタリンがベースになっていました。

 

 

*Welcome Drink (White Nectarine with Lemon Balm)

 

ちょっと煎じ薬のような風味がするのですが。

 

私は「胃が広がりますように、悪酔いしませんように」と願掛けしながら(笑)飲み干しました(最近トシのせいか別腹の口が開きにくく、アルコールにも更に弱くなっているのです…)。

 

 

今回も二人とも4品のコースをチョイス。

 

夫はそれぞれのお料理とデザートにグラスワインが付くワインペアリングを頼みましたが(イイナー)、私はグラス一杯のシャンパン(ロゼ)を。

 

夫のワインを少しずつ味見させてもらえば、これで十二分なのです(最近トシのせいか…以下同文)。

 

他のお客さんを眺めていると、女性二人で来ていて、まずメニューを眺めながら食前酒のカクテルを飲み、その後お料理と一緒に白と赤のワインをフルボトルで頼んでいたりして…。

 

「一度でいいからやってみたかった…」といつも羨ましく思うのですが、体質は変えられませんものねぇ。

 

 

おっと、閑話休題。

 

このレストラン、アミューズは2皿出て来ます。

 

まず一品目。

 

 

 

*Amuse-bouche (Cold Soup with Stone Fruits & Edible Flower)

 

夏らしい、エディブルフラワーとストーンフルーツの冷たいスープでした。

 

英語では桃やプラム、ネクタリンのような、硬い石のような種を持つ果物のことを総称して「ストーンフルーツ(Stone Fruits)」と呼びます。

 

クリアなスープはかすかにハラペーニョの辛味が効いていて美味しかったです。

 

紫色の花とグリーンは、ちょっと口に入れるのをためらってしまうほど鮮やかで…。

 

しゃりしゃりとした歯触りの他、花の方はほとんど味はしませんでしたが、葉の方は口に入れるとかすかにゴマのような風味がして面白かったです。

 

 

アミューズの二品目は、これまた見目麗しい、タコの冷製でした。

 

 

*Amuse-bouche (Salad with Octpus & Cherry Tomatoes)

 

タコとトマトの組み合わせが好きで、私も時々サラダを作ります。

 

ドレッシングにはかすかにお醤油の風味を感じました。

 

赤、黄、緑の3色のチェリートマトに、小〜さな紫色の花が散っているの、見えますか?

 

「この花、どこか見覚えがあるんだけど、何だったかなぁ…?」と口に入れたところ。

 

「! チャイブ!」

 

ハイ、うちの庭にも植えてあるチャイブの花でした(花もチャイブの味がするんですねぇ)。

 

花の部分を食べるなんて考えたこともなかったのですが、これも立派なエディブルフラワーですよね(無農薬で作ってますし)…私も今度から食卓に乗せよう!と思いました。

 

 

さて、オードブルです。

 

銀之丞のチョイスは…。

 

 

*Egg Caviar (Soft Poached Egg, Lemon Crème Fraîche, Sturgeon Caviar)

 

お店の看板料理、「エッグキャビア」。

 

前回私が頼んだのを一口食べて以来、「次は僕もあれを!」と楽しみにしていたらしいです。

 

卵の殻の中はポーチトエッグとサワークリーム、その上にキャビアの天盛り。

 

パイのスティックが添えてあるのですが、パイが好きな夫はこれにも大喜びしてました。

 

 

私の選んだ前菜は「スイートオニオンとパルメザンのスープ、クラブケーキとサラダ添え」。

 

 

*Sweet Onion & Parmesan Soup with Dungeness Crab Cake & Salad

 

「玉ねぎとチーズ」の組み合わせから、何となくオニオングラタンスープをイメージしていたのですが…全くの別物が現れました(笑)。

 

お皿の中央にはダンジェネスクラブのケーキ(カニ肉に玉ねぎ、セロリが入ったコロッケのようなもので、クリームっ気は全くありません)、その上に千切り野菜のサラダが。

 

その周りに玉ねぎのスープが注がれました。

 

クラブケーキもクリームスープも大好きなので、とっても美味しかったです。

 

家で真似して作るとしたら、玉ねぎの代わりにガスパチョのようなトマトベースのスープにしても美味しいかな…と思いました。

 

 

さて二品目、夫が選んだのは…。

 

 

*Yakutat King Salmon with Eggplant Velouté Sauce

 

アラスカ産キングサーモン、ナス入りヴルーテソース。

 

味見させてもらいましたが、このヴルーテソース(バターと出汁のソース)がとっても美味しかったんです(一口食べただけだったのでナスが入っていたなんて、今、メニューを見返すまで知りませんでしたけど^^;)。

 

家で作る鮭料理となると、最近は和風なら塩麹焼きか野菜を乗せてホイル焼き、洋風ならアクアパッツァ…とワンパターンになっていたので、これもやってみよう!と思いました。

 

 

さて、私が選んだ二品目は…。

 

 

*Trouffle Tagliatelle with Grated Black Truffles, Parmesan, Brown-butter Truffle Froth

 

トリュフのタリアテッレ、おろしトリュフとパルメザンチーズ、ブラウンバター、トリュフの泡添えです。

 

これもゲリドンサービス付きでした。

 

前回はロブスターのパスタをいただいたのですが、その時の生パスタの美味しさが忘れられずに今回はトリュフを。

 

予想に違わず美味しくて堪能した、のですが…。

 

 

 

 

このお皿の手のひら感が、ナカナカに生々しくて…写真を撮ろうとして思わず「うゎ!」と怯んでしまいました。

 

確か前回、夫のトリュフのリゾットがこのお皿で出て来て、その時もちょっとびっくりしたんです。

 

正面にあると、存在感が半端ないですね…女の人のきれいな指だったらまだマシかしら?……やっぱりイヤかな…。

 

 

メインです。

 

夫は「ビーフリブアイのポルチーニ茸ソース、ほほ肉の煮込み添え」を。

 

 

*Porcini Rubbed Beef Rib Eye Cap with Braised Beef Cheek, Potato Galette, Swiss Chard, Nantes Carrot, Porcini Mushroom Sauce

 

ポルチーニが好物の夫は大喜び。

 

前回私が食べたステーキとソースは違っていますが、この添えられたじゃがいものガレットと(小さな二色人参の下にある四角いの)と、多分バターナッツスクウォッシュのムスリーヌ(写真上のカボチャ色のもの)も、とっても美味しかったんですよ。

 

このレストランはまだ2回目だからか、どうも二人共、人の頼んだものが気になってしまうようです。

 

 

私が選んだのは…。

 

 

*21 Days Aged Duck Breast with Young Turnips, Persian Mulberries, Black Rice, Stinging Nettle, Banyuls Reduction

 

「21日熟成させた鴨胸肉、小かぶとペルシャ桑の実、黒米、イラクサ、バニュルスワインのソース添え」。

 

お皿に描かれた緑色の渦巻きが「Stinging Nettle」のペーストなのでしょうけど、今訳してみてビックリ、日本名が「イラクサ」!?

 

イラクサと言えば…。

 

子供の頃大好きだった童話「白鳥の王子」。

 

継母に魔法で白鳥に変えられたお兄さん達を元の姿に戻すため、妹のエルザ姫が手足を血だらけにしながら棘だらけの草を摘んで上着を編むのですが、その草がこの「Stinging Nettle」、「イラクサ」なのです。

 

イラクサは墓場などによく生えていたため、夜な夜な墓地で草摘みをしていたエルザは魔女の汚名を着せられ、あわや火あぶりに…。

 

…と、また脱線しました。

 

この西洋種は日本に野生しているイラクサとは別種で、 若芽は山菜として食べられるのだそうですが、このペーストは…。

 

「何のペーストだろう?」と気になって、頑張って味わおうとしたのですが…特にコレと言った味も風味もなかったのでした(酔っちゃってたかな?)。

 

鴨肉の上に添えられた細長い桑の実は、見た目通り、甘いブラックベリーの味がして、鴨と甘目のワインソースとよく合っていました。

 

 

さて、デザートです。

 

夫は…。

 

 

*Vanilla Souffle with Boysenberries and Orange Blossam Honey Ice Cream

 

バニラスフレのボイセンベリー(木苺の一種)とオレンジの花の蜂蜜のアイスクリーム添え。

 

 

私は「オペラ」、チョコレートケーキを頼んだのですが…。

 

 

*L'opera with Dark Chocolate, Coffee & Almonds

 

またもや意表を突いて現れました!

 

ダークチョコレートで作られた球状のケースの中は…。

 

 

 

 

チョコレートのムースとアーモンドのスポンジ生地、写真には写ってませんが更にその下にコーヒー味のアイスクリームが隠れてました。

 

もうこの時点で私は満腹度110%。

 

このレストランには4品、7品、10品のコースがあるので、前回も今回も「色々な種類を食べてみたいし、7品のコースはどうだろう…?」と迷ったのですが。

 

やはり夫と、「4品にして正解だったね」ということになりました。

 

 

最後のお楽しみのプチフールは、今回もお土産に包んでいただきました。

 

 

*Petit Fours (Canelé, Lavender Macaron, Chamomile Bonbon and Cherry Pâte de Fruit)

 

カヌレ、ラヴェンダーのマカロン、カモミールフィリング入りチョコレートボンボン、チェリーのパテ・ド・フリュイ。

 

カヌレ以外は冷蔵庫に入れたまま忘れていて、実は今朝食べたのです。(^^;)

 

夫はここのカヌレが、私はパテが特にお気に入りです。

 

 

こうして大満足のフレンチディナーを前々日に食べてしまったので、はて、誕生日当日はどうするか…?

 

夫は仕事だし、特に月曜はあまり夕食を取るのに時間をかけたがらないけれど。

 

いつもと同じ夕ご飯じゃあんまりだし、ちょっとだけファンシー(小ジャレた感じ)にしたいしなぁ…。

 

夫に「何かリクエストはある?」と聞いたところ。

 

彼はすかさず。

 

「エビフライ!」

 

…。

 

……。

 

次回は「エビフライはファンシーに成り得るか?」でお送りします。

 

 

 

 

 

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