クラムチャウダー in ブレッドボール | COCOのおいしい話

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サンフランシスコに本店がある、サワードウで有名なベーカリー&カフェ、ブーディン―「Boudin San Francisco Sourdough」のクラムチャウダー。最近ではこれが缶詰で買えるようになりました。SFの空港にもお店が入っているので、 出張で行った時には銀之丞が買って来てくれます。

COCOのおいしい話-クラムチャウダー1

懐かしいサンフランシスコの味。フィッシャーマンズ・ワーフの目立つ所にもお店があるので、ご存知の方も多いでしょう。

北カリフォルニアにはあちこちに支店がありますが、この辺りではオレンジカウンティに1軒だけ。LAからはちょっと遠い(車で40~50分)、コスタメサにあるショッピングモール、South Coast Plaza に入っています。あとはサンディエゴにも2軒あるそうです。

SFのダウンタウンで仕事をしていた頃は、週に1、2度は通ったものです。サンドウィッチやサラダも人気で、ランチタイムはいつも満員。クラムチャウダーの他にも、ビーフチリ(チェダーチーズと紫玉ねぎのトッピングがおいしかった)や、日替わりスープのコーンチャウダーが大好きでした。

そう言えばある日、このコーンチャウダーとプチパンをオーダーしてお金を払おうとしたら、なぜかお財布に現金もカードも入っていなかった事がありました(細かいことは覚えてませんが、盗まれたとかではなく、単に忘れただけ)。その時は連れもなく一人だったので困ってしまいました。

キャッシャーのお兄さんに謝ってお盆の物を返そうとしたら「いいよ、食べなよ。」「じゃあ、後で払いに来ますから。」「いいから、いいから。」何となく後ろめたい気持ちで食べたコーンチャウダーの味は忘れられません。次の日に行って払って来ましたが、ああいうところ、アメリカ人って鷹揚な気がします。


今日のサワードウは別のベーカリーの物ですが、ちょっと小さめで、返ってちょうどいい大きさかも。チャウダーは二人分かな。

これに波刃包丁で切り込みを入れて
COCOのおいしい話-クラムチャウダー2

スプーンを間に入れて中身を取り出します。
COCOのおいしい話-クラムチャウダー3

これをまた元に戻した状態でアルミホイルに包んで325°F(160℃)のオーブンで15~20分温めて…。

温めたチャウダーを入れて、おいしそう~。ココのお昼です。
COCOのおいしい話-クラムチャウダー4

チャウダーとくりぬいた部分のパンを食べたらお腹がいっぱいになってしまったので、ボールの部分のパンは、残りのチャウダーと一緒に夕御飯にしましょう。

銀之丞は今日からサウス・キャロライナに出張で、金曜の夜まで帰って来ないんです。一人だとつい「ダイエットのチャンス!」とばかりに、まともな物をあまり食べなくなってしまうんですよねえ。

余談ですがテーマにつけた「カリフォルニアからのおみやげ」は、小学6年生の時の国語の教科書に載っていて、お気に入りだった話「ヨーロッパからのおみやげ」をもじったものです(もじりになってない?)。あの話に出て来るホットドッグが、食べてみたかったんだなあ…。


オマケです。上野動物園のパンダ来園を祝して。
COCOのおいしい話-パンダ

以前サンディエゴ動物園で撮ったものです。(是非クリックして拡大して見てみて下さい。^v^)

オマケのオマケ。双子かな? 夫婦かな?

COCOのおいしい話-ミーアキャット1
COCOのおいしい話-ミーアキャット2




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