今週唯一の晴れだそうです。ふらここです。
池袋ここ!ふらここから青山ふらここへ移動してから1か月余り。思い返してみるとここ!ふらこことふらここで大きな違いを発見しました。
それは、音。
ここ!ふらここでは犬や猫の鳴き声、車の走る音、風の音・・・たくさんの音が聞こえていてすぐそばに人の気配があったように思います。
それに比べるとふらここはビルの一室で5階にあるからかもしれませんが、自分がたてるもの以外の音の量がずいぶんと少ないのだと思います。
時たま部屋の前を通る人の靴音とかすかに聞こえる車のクラクションが聞こえる程度なので、外界から隔離されている感じを受ける時があります。
そういった意味では人とのつながりも薄くなってしまったようでさみしくもあります。
実際にここ!ふらここで生まれた人とのつながりが切れてしまったわけではないので、流浪の画廊としてどこかで展覧会を開催する際には、また皆さんとお会いできたらいいなぁと思います。
前回のブログ絵本タイトルは『もりのひなまつり』 (こいでやすこ:作・絵/福音館書店)でした。
のねずみ子ども会のひなまつりに招かれたおひなさまが楽しさに時を忘れ、帰るのが遅くなってしまい、雪も降ってきたために帰りついた時には顔は真っ黒、着物はボロボロみじめな姿になってしまい…というお話なのですが、お雛様を連れだしたのねずみのおばあさんの行動の素早さに年の功を感じました。
今日でひなまつりは終わってしまいますが、ぜひ一度は読んでいただきたい絵本です。