こんにちは音譜

歌舞伎が大好きな湘南・寒川町の
パーソナルカラー・コンサルタント

琴崎京子ですおひつじ座

 

七月大歌舞伎の演目 『加賀鳶(かがとび)』は 
花道が見えなくて面白さ半減でした。

 

加賀鳶 関連記事 (歌舞伎は見どころをみるもの)

           (歌舞伎は筋を追わないで見る)

             

序幕、鯔背(いなせ)な鳶(とび)に扮した役者さんたちが、
ずらりと花道に並んで順番にセリフを言います。

 

私の座っていた席は 3階A席 西の4番。

花道のある側の3階ということです。

 

花道が眼下になっているので、
照明などの出っ張りが視界を遮り、
上からは何も見えません。

 

ということで、この演目の序盤の見せ場は 
全然見ていないのです。


声だけ聴いておりましたえー

 

この席のチケットを購入したのは6月14日。 
チケットの発売日を二日過ぎていました。

 

もう3階席には空はないだろうなと思いながら、
空席を検索してみました。

 

1階席 2階席には空席がありましたが、
私はまだ質より量です。

 

本数をたくさん見たいので、3階席で見るようにしています。


西の4番は、 3階A席&B席のすべての席のうちの 
最後の一枚でした。 

 

席の説明のところに 3階西側の席は 
花道が見えませんのでご了承ください
ということが書いてありました。

 

その時は そんなことは深く考えず、
とにかく歌舞伎座に入れて、
座れる席があれば有り難いということしか
頭にありませんでしたラブ

 

しかし当日になってみると、

実際にその場に臨場していながら、
見ることが出来ないというのは 寂しいものですね。

 

見えなかったのは 3階の西側の席に並んでいた14~15人というところでしょう。

 

演目によっては 花道が見えなくても 
さほど残念感のないものもありますが、 
今度からはそういうところにも気を配って
チケットを入手しなくてはいけないなと

一つ勉強になりました。

 

                         赤薔薇

 

歌舞伎座の席は 情け容赦のない階級社会です。

近くで見たかったら、高い料金を払ってください。

 

料金のお安い席はそれなりで、 
見えないところもあるけど、
それは仕方のないことと割り切ってください。
 

文句があるなら、大枚払ってくださいねというのが

暗黙の了解。

 

1、2階の桟敷席はテーブルもついて 

足元がゆったりしているように見えます。

(まだ座ったことがないので)

 

3階の両袖の席は テーブルなどもついておらず、
座っておられる方の前を通るのもやっとです。

 

このあからさまな待遇の違いが、
歌舞伎ファンにはまた嬉しいところであります。
(Mか!?ですが・・)

 

かといって、一番良い席も 法外な金額ではありません。 
コンサートのS席チケット分くらいです。

 

だから良い席に座ろうと思えば、
まんざら叶わない夢ではないのです。

 

がしかし、
いつか もっと歌舞伎のことがわかるようになったら
最前列に座ってみよう、

 

いつかもっとお洒落して、
1階の桟敷席に座ってみよう、
いつか・・・ いつか・・・

そう思うのが楽しいのです。


やっぱりMでしょうか(笑)

 

                                  

                                  赤薔薇

3階の西側からは、今まで見たこともない光景も見えました。

 

幕を引いて 走る黒子さんの姿や 

幕の袖で拍子木を叩く、後見さんの姿などです。

 

舞台を斜め上の浅い角度からみるので、
回り舞台の裏側や、
役者さんたちがスタンバイする姿も見ることが出来ました。

これは貴重な体験でした。

 

最後まで読んでいただきまして

ありがとうございます。

 

アビヤント~おすましペガサス

 

パーソナルカラー・コンサルティングのお仕事ブログは こちらです。