ボンジュール音譜

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ダーリン、ジンバブエで 開所式に出席


ダーリンはアフリカに出張中。


アフリカのジンバブエ(旧 ローデシア)で ある開所式に出席しました。

ダーリンが海外営業を務めている会社は、ジンバブエに ある機械を収めているのです。

出所式には ダーリンと あと二人のエンジニアの方たちが出席されたのですが、何とその式典にムガベ大統領が出席されたそうです。

そう、あの悪名高き あのムガベ大統領です。

ムガベ大統領

ムガベ大統領は現在91歳。

独裁者で、人格の破綻したモンスターみたいに思われている人です。

世界中から嫌われる独裁者とも言われています。

しかしながら、私はムガベ大統領がかなり好きです。



白人の側から見れば モンスターかもしれないけど、ジンバブエの側から見れば そうではないかもしれません。

ムガベ大統領はイギリスのブレア政権によって モンスターに仕立て上げられたという説があります。

ブレア政権が 植民地支配を過去のこととして扱おうとし、植民地問題の責任を否認するために ムガベ大統領は独裁者にされてしまった。 

人格の破綻したモンスターというイメージは、意図的に作られたという説です。


事実は どうなのかわかりません。

アフリカの歴史は複雑で暗黙の部分が多いので 私は深入りせず、詳しいことは知らないのですが、この説は正しいのではと思っています。




ムガベ大統領って どんな人?


 南アフリカに生まれ、(旧)ローデシアで育ったヘイディ・ホランドはジャーナリストとしてアフリカ問題を精力的に報じています。

そんな彼女が2008年に出版したのが『Dinner With Mugabe: The untold story of a freedom fighter who became a tyrant(ムガベとのディナー――独裁者となった「自由の戦士」の知られざる物語)』です。

この本でホランドは、欧米社会から「モンスター」と呼ばれるムガベの興味深い人物像を描写しています。


このムガベ大統領の生い立ちを見ると 大工だった父親が出稼ぎに出て、家族を見捨てたことで貧困生活を余儀なくされたようです。

しかしどんな時も勉強熱心で、牢獄にいた時でさえ、ロンドン大学の通信教育で法律と経済学の学位を取ったそうです。

会う人 会う人に 学校へ行って学ぶことを勧めていたとのことです。


首相になってからも、ムガベは常に丁重で時間に正確だった。

「遅れそうな時には部下があらかじめ電話をしてきた。約束の時間より少し遅れると、それがたとえ5分であっても、来るなりすぐに遅れたことを彼は謝った」



以上、3行はヘイディ・ホランドの本からの引用です。

ムガベ大統領は もともとは勉強熱心で礼儀正しい人だったようです。


かつては時間に正確だった ムガベ大統領ですが、今回の開所式は 大統領の到着が遅れ
式典は予定時間より2時間半遅れで始まったのだそうです。

遅刻には 91歳という年齢も 関係しているのでしょうか。

今年の2月頃、演説を終えて演台から降りようとして 転げ落ちてしまったというようなニュースもネット上に出ていました。

年齢を考えると、 そのお歳できちんと身なりを整え 大勢の人の前に出て、スピーチをするということは
かなり大変なことのように思えます。



ムガベ大統領の印象は?


さて、その開所式で ダーリンがムガベ大統領、
本人に会った感想を私にメールで送ってくれました。

その一部を そのまま引用します。


彼の生の声を聴いてやっぱりカリスマ性があると感じました。

まず声が良い。

低温でそれでいてしっかりと人の耳に残る声です。

話し方もユニークで演説の半分はアドリブ。

きっと頭の良い人なのだと思うよ。

でも独立の英雄とか言われる人にはカリスマ性とそれを補う特徴とオーラがある事が判った。

それだけでも大したものだ。






91歳にして、アドリブで演説できるなんて やはり只者ではありませんね。

きっとすごいオーラを発しておられるのだと思います。



お目にかかれて光栄です。

という言葉がありますが、すごい人は オーラを発していて、実物を見た人は そのオーラをもらうことができます。

オーラは光のエネルギーです。

高い方から 低い方へ流れます。

光栄とは 光という字と 栄えるという字を書き、
「認められたり、褒められたりして感じる誇らしさ」という意味です。

辞書には出ていないけど、「光のエネルギーをもらって 自分も勢いが盛んになり栄える」という意味もあるかもしれませんね。
こじつけかもしれないけど(笑)




ダーリンも あと二人のエンジニアの方たちも 本当に良い経験をされました。

これから先、ムガベ大統領ほどのオーラを持った人に会える機会は なかなかないと思うのです。

批判されたりしていても すごい人であることに変わりはありません。

お目にかかれて 光栄ですね。



ムガベ大統領が 来年 無事に92回目の誕生日を迎えらることを祈っています。


お読みくださって ありがとうございました。


ではまたね音譜

アビヤント~ドキドキ