ブルージャスミン ← ブルージャスミンの公式サイト
以前から気になっていた映画 『ブルージャスミン』のDVDを借りて観ました。
主演はケイト・ブランシェットで 監督はウディ・アレン
ジャスミンというのは 主人公の女性の名前で、ブルーというのは憂鬱という意味で、
「憂鬱なジャスミン」というのがタイトルです。

コメディと聞いていたけど 私はまったく笑えませんでした。
大富豪の妻だったジャスミンが 夫も財産も全て失って、居候させてもらうために妹を頼っていくところからストーリーは始まります。
夫と財産を失うまでのジャスミンは 贅沢放題 わがまま放題の生活を送っていました。
しかし、夫がFBIに逮捕され、さらに獄中で自殺し、全てを失ってしまい、さらに借金を抱えているけど、以前の生活習慣を捨て去る事ができないのです。
シャネルを着て、エルメスのバーキンを持って、飛行機のファーストクラスに乗り、
1万円のチップを惜しげもなく渡す様な生活です。
妹の家に居候させてもらい、明日の生活に困っているくせに、
やれこれからパソコンを習いに行くだの、
インターネットでインテリア・デコレーターの資格を取るだのと、
すぐに職に就こうとしないジャスミンを 周りの人々は揶揄します。
世間知らずで、地に足の着かないジャスミンは
世間の人から見ると おかしな存在なのかもしれません。
しかし、私は 笑えません。
さすがなのは ケイト・ブランシェットの演技力。
何不自由のない奥様だった頃を演じるケイトは 本当にキレイで、
シャネルの着こなしも 堂に行っています。
いかにもセレブという雰囲気の高価な服を とてもセレブっぽく着ています。
ケイトが妹のところへ居候するようになってから
とりあえず、歯医者さんで受付の仕事に就きます。
その歯科医がケイトの洋服の着こなしが とてもセクシーだといって
愛の告白をするのですが、
私も同感です。
洋服に贅沢三昧した人だけが持つ
独特なこなれ感を 遺憾なく発揮しています。

洋服の話題になってしまいました。
話を元に戻して・・・・・
なぜ笑えないか!? ということについてです。
なぜならば 私はジャスミンと同じ様な体験をした事が有るからです。
同じようなといっても けっして大富豪の奥様だったわけではありません。
普通の中産階級の人間ですが、
私の人生 いろいろなことがありました。
そして、家計の足しになるかも・・・と
私もジャスミンと同じ様に パソコンを習いに行きました。
そしてジャスミンと同じ様に インテリア・コーディネーターの勉強に通い、
なんとか資格を取る事ができました。
その間中、家族や親類の人たちから言われ続けたのは
レジのパートを募集している。
お弁当やさんが パートを募集している。
誰々さんが どこそこで仕事をしている。
みたいなことばかり。
つまりこの映画のジャスミンと同じ様に
「あなたは、仕事を選んだり
悠長に習い事に行っている場合じゃないだろう。
そんなことしている閑があったら、さっさと働け」
と思われ続け 実際 そのように言われ続けてきました。
でも どうしてもパートに行きたくなかったのです。
ジャスミンと同じです。
何か資格をとって カッコ良い仕事をしたかった!
たいした能力は無いくせに、自分の能力と可能性を信じたかったのです。

USAで上映された時には ジャスミンのおばかさん加減に
上映中の劇場で笑いが起こっていたという話を聞きました。
そしてこの映画は、コメディのジャンルに入れられているのです。
やはり他の人からみたらジャスミンは おかしな人なのでしょう。
私もおかしな人間だから、ジャスミンを笑いません。
みえっぱりと言われ、 生きて行く知恵の無いバカ者と言われ、
いろんな人から笑われても、一時の感情で 一生かかっても取り返しのつかない
バカな事をしてしまっても、
虚栄心の固まりと言われても、
私はジャスミンが好きです。
I Love Jasmine
以前から気になっていた映画 『ブルージャスミン』のDVDを借りて観ました。
主演はケイト・ブランシェットで 監督はウディ・アレン
ジャスミンというのは 主人公の女性の名前で、ブルーというのは憂鬱という意味で、
「憂鬱なジャスミン」というのがタイトルです。

コメディと聞いていたけど 私はまったく笑えませんでした。
大富豪の妻だったジャスミンが 夫も財産も全て失って、居候させてもらうために妹を頼っていくところからストーリーは始まります。
夫と財産を失うまでのジャスミンは 贅沢放題 わがまま放題の生活を送っていました。
しかし、夫がFBIに逮捕され、さらに獄中で自殺し、全てを失ってしまい、さらに借金を抱えているけど、以前の生活習慣を捨て去る事ができないのです。
シャネルを着て、エルメスのバーキンを持って、飛行機のファーストクラスに乗り、
1万円のチップを惜しげもなく渡す様な生活です。
妹の家に居候させてもらい、明日の生活に困っているくせに、
やれこれからパソコンを習いに行くだの、
インターネットでインテリア・デコレーターの資格を取るだのと、
すぐに職に就こうとしないジャスミンを 周りの人々は揶揄します。
世間知らずで、地に足の着かないジャスミンは
世間の人から見ると おかしな存在なのかもしれません。
しかし、私は 笑えません。
さすがなのは ケイト・ブランシェットの演技力。
何不自由のない奥様だった頃を演じるケイトは 本当にキレイで、
シャネルの着こなしも 堂に行っています。
いかにもセレブという雰囲気の高価な服を とてもセレブっぽく着ています。
ケイトが妹のところへ居候するようになってから
とりあえず、歯医者さんで受付の仕事に就きます。
その歯科医がケイトの洋服の着こなしが とてもセクシーだといって
愛の告白をするのですが、
私も同感です。
洋服に贅沢三昧した人だけが持つ
独特なこなれ感を 遺憾なく発揮しています。

洋服の話題になってしまいました。
話を元に戻して・・・・・
なぜ笑えないか!? ということについてです。
なぜならば 私はジャスミンと同じ様な体験をした事が有るからです。
同じようなといっても けっして大富豪の奥様だったわけではありません。
普通の中産階級の人間ですが、
私の人生 いろいろなことがありました。
そして、家計の足しになるかも・・・と
私もジャスミンと同じ様に パソコンを習いに行きました。
そしてジャスミンと同じ様に インテリア・コーディネーターの勉強に通い、
なんとか資格を取る事ができました。
その間中、家族や親類の人たちから言われ続けたのは
レジのパートを募集している。
お弁当やさんが パートを募集している。
誰々さんが どこそこで仕事をしている。
みたいなことばかり。
つまりこの映画のジャスミンと同じ様に
「あなたは、仕事を選んだり
悠長に習い事に行っている場合じゃないだろう。
そんなことしている閑があったら、さっさと働け」
と思われ続け 実際 そのように言われ続けてきました。
でも どうしてもパートに行きたくなかったのです。
ジャスミンと同じです。
何か資格をとって カッコ良い仕事をしたかった!
たいした能力は無いくせに、自分の能力と可能性を信じたかったのです。

USAで上映された時には ジャスミンのおばかさん加減に
上映中の劇場で笑いが起こっていたという話を聞きました。
そしてこの映画は、コメディのジャンルに入れられているのです。
やはり他の人からみたらジャスミンは おかしな人なのでしょう。
私もおかしな人間だから、ジャスミンを笑いません。
みえっぱりと言われ、 生きて行く知恵の無いバカ者と言われ、
いろんな人から笑われても、一時の感情で 一生かかっても取り返しのつかない
バカな事をしてしまっても、
虚栄心の固まりと言われても、
私はジャスミンが好きです。
I Love Jasmine
