9月の初仕事は「シニアオーガナイズ」でした。
昨日はご本人と介護にかかわる方たちとの打ち合わせに
同席しました。
居心地の良い暮らしづくりと、しなやかで折れない心のあり方を
もう応援する、ライフ&メンタルオーガナイザーの内藤さとこです。
退院のめどが立ち、5か月ぶりに家に戻られます。
回復したとはいえ、5か月前とは体力もできることも変わっています。
ケアマネさん、ヘルパーさんと共に今後の体制を話しあいました。
私の役目は、体の状態に合わせて動線や家具の配置を考えること。
って、お察しの通り、これは私の母のこと。
打ち合わせに出席するのも、介護者家族の立場としてですが、
私は母の件を、常々シニアライフオーガナイザーとして
請け負っているつもりで観察・行動しています。
こうした席には、他にリハビリ担当者なども同席することがあり、
皆さん、それぞれの立場から本当に真摯に考えてくださいます。
(これまでの経験では)
とはいえ、担当される側はあくまでも「リクエストありき」。
ご本人または家族の希望を汲みつつ、介護保険等で賄える
「時間・経費」をにらみながら、リハビリ内容や暮らし・家事の
支援計画を立てていきます。
ということは、リクエスト内容が重要ということですね。
でも、実はいろいろなケースがあります。
・本人と家族の意向が違うケース(ケンカになる場合もあれば、
本人そっちのけで家族の意向主導になる場合も)
・リクエストが膨大なケース(あれもこれもとてんこ盛り)
・体の状態やできることを本人または家族が、
十分に把握していないケース
もちろん、もめる場合にはケアマネさんなどが調整に乗り出しては
くれますが、私が思うに介護される本人や家族の側に、
「リクエストを適切にまとめる係」がいたら、もっとスムーズで
介護される側の快適さを実現できるのではないか、と。
ご本人が楽に安全に暮らせるようにと、全てを手の届くところに
配置する・・・これ以上ない正解のように思いませんか?
でもそれは、雑然となったり、不潔になる可能性も秘めています。
うちの母は、「雑然・不潔」が大嫌い。
安全優先を押し通し、物が出っぱなしの部屋で過ごしていたら、
生きる気力を失うかもしれません。
だって長年培った母の生き方なんですからね。
介護の現場では、安全・人手・手間などが重視されて、
「気持ち満たされて生きる」ことは軽視されがちなのが、
いつも気になります。
そんなリクエストのずれを、「みんな違ってみんないい」と
自分仕様の最適化を応援する「シニアオーガナイザー」が
間をつなぐのはどうだろう?
そんなことを思いながら、母のケースに対応しています。
上に書いたことは今まさに、直面中でして(^^;;;
3LDKはもう使いこなせないので、1LDでの暮らしを
再構築しなければいけません。家具類の大移動がありそう。
安全と楽と素敵、、、難題ですが、
チャレンジを楽しみながら頑張りますね。
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