実家から渡された「卒論」と書いた段ボール箱。
資料の大半は処分だな~と、年末気分も手伝って開梱。
居心地のよい暮らし作りと、日々を穏やかに過ごす
しなやかで折れないメンタルトレーニングを応援する、
ライフ&メンタルオーガナイザー、内藤さとこです。
なんと、それは封印していたパンドラの箱でした。
中学2年生から高校2年生までの、日記や記録。
(カモフラージュで「卒論」とかいてあったのでしょう)
手に取って読んでみると、
赤裸々すぎて読み進められない。
小説を読んでいるように、きゅんきゅん(笑)
自分の在り様に悩み、
家族関係に不満を持ち、
部活やクラスのメンバーとぶつかり、
先生を真っ向批判、
恋に悩み
学校に行かないと消えたり、
自問自答の長い日記を先生と交換したり、
生意気で、自意識過剰で、
内向的で、ポエティック
自分にも、先生にも、社会にも
掴みかかっていくような激しさ、
成績も感情も、激しく落ちたり上がったり、、、
でも、その緊迫感と真剣さは、胸に迫ってきました。
でも、、、私、
勉強に苦労はしなかった優等生、
ヒトには興味のないクールな中学生
だったんじゃなかったっけ?
そのように娘たちには吹聴しておりましたが?
都合よく記憶を書き換えていることに苦笑しつつ
読みふけっていたら、娘たちがやってきて
「何それ?」
思わず隠そうかと思いましたが、
事実はこれだし、
ちょうど同じ年頃の悩み深き彼女たち。
一部を渡してみました。
なにこれ、イタイね~。
うわ、黒歴史じゃん
とかなり嬉しそう。
いやいや、黒歴史なんかじゃないよ。
これは私の原点。大切な時間だったと、心の中で独り言。
まぁ、娘たちが常々、今の私を見ては
ポジティブすぎてついていけないと
嘆息していたので、
それが「後天的なもの」ということは、
良くも悪くもわかったでしょう。
ってか、ばれちゃった(笑)
実際のところ、
私は大きな脱皮を6度している自覚があります。
中学生のこの頃 とんがり時代
大学3年生の時 イケイケ時代
社会人3年目~ 仕事一筋時代
30~32才 モテモテ時代
37才~ 超モヤモヤ時代
44才~ オーガナイズ時代
核は変わっていないけれど、その度にキャラクター
(見え方や立ち居振る舞い)が激変しているので、
ある一時代しか知らない人からしたら、
各期は別人に見えるかもしれないなぁ。。。
このブログは、ポジティブ風味のそこそこ安定な私が
書いているので、読む方の中には娘たちが感じているように
「もともとの資質でしょ?」とか
「ラッキーな人なのね」って
思う方もいらっしゃるのかもしれませんが、
なかなかどうして、
黒歴史のオンパレードなんですよ、実は(笑)
パンドラの箱を開けてみて、
そんな黒歴史や白歴史、桃歴史などを
自分のメンタルオーガナイズの一環として、
紐解いてみるのもいいかなと思えてきました。
まぁ、今回のように勝手に塗り替えられている記憶も
あるでしょうが(笑)、そこはご愛敬で、
今の私がどうやってできあがったのか、
しんどかったエピソードを、今、意味づけるならどうなるのか、
(メンタルオーガナイズの中にも、ライフストーリーを
リテイリングする、というメニューがあります)
自分自身をもっと知って、オーガナイズするためにも、
そんなことも、来年はしてみようと思いたちました。
その過程が、もしかしたらどなたかの励ましになるかもしれないし。
お楽しみに(?)
きゅんきゅんしすぎて、まだ平常心じゃない、
変な年末です^^