物なのに、、、こんな気持ちはじめて | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

3月弥生。陽ざしが明るいですね。

弥生とは、ますます生い茂る、ということだそう。


思考を整理して、キモチから暮らしを楽にする、

名古屋のマスターライフオーガナイザー、内藤さとこです。


新しい車がやってきたのと同時に、

8年乗ったワンボックスカーが、次の家族の元へ

旅立っていきました。

家族みんなで受け取りに来てくれて、

乗り込んだ子どもたちが、とてもうれしそう。

よかったなぁ~と発進した車の後ろ姿に手を振って

送り出した後、どっと押し寄せた寂寥感。


な、なに? この気持ち。


自他とも認める、物に執着のない私。

なのに、このぽっかりと穴の開いた感じは

人とお別れしたかのよう。


思えば、幼稚園へ、学校へ塾へ、リハビリ施設へ、

車で出かけない日はなく、、

仕事を再開してからは、あらゆる待ち時間に

車内オフィスとして大活躍。


8年の間、車の中で繰り広げられていたのは

笑いあり、涙あり、の家族劇場。


車を買った冬至の娘たち、5才。

この華奢でちっちゃな体がいまや・・・(^^;


そうか、私にとっては相棒であり、

そして、家族にとっては、

成長と悲喜こもごもを、全て見ていた、

執事なんだなぁ。。。


つまり、「物」を超えて、「人」に昇格するくらい

濃いお付き合いをしていたってことですね。


そう考えたら、私の物の持ち方と

矛盾なくつながってきました。


たいていの物はお役目を終えたと感じた時点で

あっさり別れられる私も、

日記や記録など、心模様を文字化した物は

メモ1枚でもとっておきたい傾向があります。


手放せる物とそうでない物、、、

私の場合、その違いは「想いとともにあるかどうか」


高価かどうか、機能がどうか、おしゃれかどうか、

そういうことは、購入時の重要ポイントであっても、

手放す時には、全く意味を持たず、

ただただ「思い入れ」があるかどうか、ってことなんですね、


ちなみに夫は物を、吟味して買い、大切に扱い、

簡単には手放さないタイプ。

今回も徹底してメンテナンスと掃除をしてくれました。


娘たちは・・・見送りにも来なかったですから(苦笑)、

物に全く執着なし、かな?

(自分で買うようになるとまた違ってきますけどね)


自分の、物に対する考え方や持ち方、

そして手放しの基準などを考えてみると、

目の前にある物たちの優先順位が見えてきます。


春は出会いと別れ、そしてオーガナイズの季節。

物と自分の関係も、考えてみてはいかが?


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