上機嫌を引き寄せるマスターライフオーガナイザーの
内藤さとこ@名古屋です。
関西巡りの続きです(^^)
別れを告げて、向かったのは何と奈良。
anego 「大雨警報でこの後の予定がなくなったから、そうだ!
あそこに行こうか」
私 「うん、行く行く~!」 なんともフットワークの軽すぎる人たちです(笑)
あそことは、たんぽぽの家 が運営する、「アートセンターHANA」。
以前に、娘たちが絵を描いたり歌ったりが好き、という話をしたら
anego が「奈良にはいいところがあるよ!」と話してくれて、
いつか連れて行ってもらう約束をしていた場所。
たんぽぽの家は、もともと、身体の不自由な子どもたちが
養護学校を卒業した後も、生き甲斐を持って生きて行ける
地域に開かれた自立の家を作ろうと親御さん達がはじめた活動が
ベースになって発展した、民間の障害者施設です。
発足からさまざまな挑戦・発展を繰り返し、現在は、
みんなが同じ生を受け、みんなに違う生き方がある。
障害のある人たちの生きる場づくりから、
個を支えあう新しいコミュニティづくりへ
(サイトより転載 )
と、「やさしさ」を基調にした、文化と夢のある社会づくりに
取り組んでいます。「アートセンターHANA」はその活動の一環で、
すべての人がアートを通じて自由に自分を表現したり、
互いの感性を交感することができるコミュニティ・アートセンターです。
障害者の方がその感性を活かし、作家として創作活動をして収入を得、
自立していらっしゃったり、さまざまなアート活動を社会に発信したりして、
世界から注目されるコミュニティの場なのです。
他にも生活介護事業としての側面もあり、働く人や通ってくる人が
それぞれの個性とペースに合わせて、社会参加ができる
システムが整っています。
ライフオーガナイズでもよくいう「みんな違って、みんないい」。
浸透してきているようでも、「障害」をキーにするとその実態は違います。
社会で何かをしようとすると、マジョリティ(健常者)仕様になって
いることが多く、たくさんの壁にぶち当たってしまうのです。
車いすに乗っている娘も、やりたいことをあきらめたり、我慢したり
ということが度々あります。
でも、この「アートセンターHANA」は、障害のあることが問題に
全くなっていません。施設やバックアップの体制はもちろんですが、
その人のそのままの持っているものが「個性」であり、それこそが
アートの作家性として評価されている。お金も稼ぐことができる。
そして、アートとしての作品がこれまた芸術性が高く、素敵なのです。
本当に、ため息がでるようなすばらしい施設でした。
中部地方にもこういう施設、できないかなぁ、と思いながら、
たんぽぽの家も、最初はそういう親の想いから始まったんだ、
他力本願ではいけないな、とも感じました。
(私の表現だけでは、全く説明し切れてないのがもどかしいです。
ぜひ、たんぽぽの家、のホームページ をご覧くださいね)
今度は娘たちを連れて来たいです。
アートセンターHANAには、anegoのブログにもよく出てくる長男くんも一緒でした。
私が見学している間、すっかりお待たせしてしまったのですが、
にっこりと微笑んでくれました。
その笑顔!ほんとに「何か持ってる」わ~、長男くん!
3日にわたり、お世話になりまくったanegoありがとう。
ライフオーガナイズとつながってからの出会いは、私にとって
それまでの試行錯誤やチャレンジのご褒美のように、
心に響く人、こと、物ばかり。幸せです(^^)
関西一円、もう第2の故郷のような気がしてきました(笑)
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