上機嫌を引き寄せる、
ライフオーガナイザーのトコナです。
介護・介助の必要な方やお年寄りがそばにいる
暮しが多かった私にとって、
「シニアの暮しを楽にするオーガナイズ」は、
お役目の1つかな、と思っています。
今のクライアントは実家の母。
手は握力が極端に落ちて使いづらく、
足は転倒による骨折でまだ充分に歩けません。
退院後、しばらくは私や弟の家で療養していましたが、
本人、「自分の家に戻りたい」気持ちでいっぱい。
身体の状況からいくと、まだ難しい。
でも、気持ち的には、どんどんしおれてくる。
やることを制限され(私たちからすれば、気遣いですが)、
人の家ですから手を出せることも限られています。
そりゃ、気詰まりですよね。
「やりたいように、生きたいように、するのがいいね!」
ということで、かなり「無理目」を承知で、自宅へ
戻ってきました。
この1週間、私も一緒に暮らして試運転です。
母は、目に見えてイキイキしてきました(^^)
でも、動きすぎて疲れ方も半端ない・・・・。
こまめできれい好きの母ですから、物は整理整頓されています。
でも、もう使わないものもたくさんありますし、いかんせん、広すぎる。
これからの課題は、「ミニマムで疲れない暮し」です。
少しの、軽くて使いやすいものを
安全を考えた動線上に配置して、
できるだけ動かなくて済むように。
その上で、やりたいことだけを疲れない程度にする。
1週間一緒に過ごしてみて、このように今後の方針が固まりました。
たとえば、この写真、普通のダイニングの風景ですが、
寄ってみると、このファンヒーターや電源コードに躓いたり、
(絨毯の縁に躓くことだってあるほどです)
テーブルの奥に配置してある引き出しまで、
細々した備品を取りに行くのが難儀だったりするのです。
つまり、これまでなら何でもないことが、今は危険にも疲労にも
つながってしまいます。
この状態を、いかに安全に楽に動けるように改善するか、
それが娘であり、ライフオーガナイザーである私の課題です。
こういう場面が家中にあるわけです。
タイプの違う私と母、きっとケンカしながらになるだろうなぁ。。。
いい経験、させてもらえそうです(笑)
ちょっと立て込んでいて、集中して取り組めないのが
ジレンマですが、桜が散る頃にはもう少し、楽で快適な
住まいになるように頑張ります(と宣言して背水の陣・笑)。
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