母のミシン | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

夢に描く、晴れやかで心地よい暮らしを応援する、

ライフオーガナイザーのトコナです。



ミシンで小物を作りました。

作業中、トラブル続出。

部品は折れる、下糸は巻き取れない、布は送らない。

なだめなだめ、目的の物は作れましたが、

年代ものの赤いミシン、いよいよ限界か?と

思わせる状況でした。


私のミシンは、学生時代に母がいずれ嫁入り道具にと

買ってくれたもの。電子ミシンの走りです。

実は3年前、引っ越して来るときに

手放すかどうかの、選別にかけられました。

その頃は機能には問題はなく、ネックは

大きい、重い、赤い、ということ。

特に問題になったのは色。


キモチに寄り添う整理術 real*COMFORT+
↑圧倒的な存在感。普段は生成りの布で覆ってます(笑)


ライフオーガナイズ的なことに目ざめつつあった私は、

新しい家の理想(価値観)を「ホテルライク」と定めて、

かなり厳しく持ち込む物の質と量を吟味していました。

そこを徹底しなければ、元のようなごちゃごちゃ暮らしに

なってしまう、、、。強迫観念にも似た強い決意からすれば、

当時「赤」はあり得なかったのです、、、。


その基準をすり抜けた理由は「母の想い」。

当時の電子ミシンは20万円超。

母は、ミシンのための積み立てをしてくれていました。

その気持ちを思うと、手放す決心がつきませんでした。


基本、私のモノに対する優先順位は

 1位.2位は順不同で機能性とデザイン性。

 これは両立していることが重要です。

 3位がマルチユース

思い出とか思い入れなどとはあまり結びついて

いないのが特徴です。


だけど、娘を想う母の気持ちはちょっと別格。

子どもを持ってみて、そこがわかるようになったのも

大きかったかもしれません。


でも今日、部品が折れる、を目の当たりにして、

「ああ、お役目終了間近だな」と素直に思いました。

さみしいけどある意味、世代交代がすすみ、

ライフステージが変わろうとしているのだと思います。

今度は私が娘に、母に、贈り物をしていく役割、

そんなことを思いました。


            ☆



ライフオーガナイザーは「価値観」が人それぞれであることを前提に、

また、時と共に変わっていくことを見つめながら、

楽になる、楽しくなる暮らしのお手伝いをしていきます。

キモチに寄り添う整理術 real*COMFORT+

↑ちなみに今日作ったもの。いずれも小さくなったパンツやスカートを

リメイクしたちっちゃなかばんです。


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