コーチングセッション。
クライアントとコーチが1対1で行う対話のことです。
コーチはクライアントが選んだテーマについて、質問を投げかけていきます。
クライアントは質問に答えていくことによって、新しい考えや可能性、問題解決の方法などを、
自ら引き出していくことができるのです。
このとき肝要なのは、コーチがいかに効果的な質問ができるかということ。
クライアントの中には確かにあるのに、自分では引き出せていない答えを
対話の中の気づきを通して、掘り起こしていくわけですから。
このあたりが、コーチングの醍醐味であり難しさであると思います。
今日のコーチング講座では互いにコーチングセッションをやりました。
基本的には現状を理想の状況を静かにじっくりと問いかけ、
クライアントが行き詰まったときに、質問を投げかけていきます。
私は、生まれて初めてクライアントの立場になりましたが、
セッションによって私自身が導き出した答えは、普段の私が出すそれとは
趣が違っていて、新しさや深さがあって驚きました。
この意外性が、コーチングを受ける意味なのだと納得。
そしてコーチの立場になったとき、「重ねて質問するのを控える」
「何かアドバイスをしたくなるのを辞める」というのがとても大変でした。
答えを出すのはクライアント。
言葉としては出ていなくても、考えている時は待つ。
表情や仕草を読み取るのもコーチの技量だということ。
たくさんの経験と観察力を鍛えることが必要だと思いました。
さて、今回の宿題。
セッションから生まれた「問題解決のための行動」を実行に移すというもの。
私のテーマは、ずっと頭を悩ませているこのブログを再開すること。
(宿題は人それぞれです)
悩んでばかりでなかなか行動に移せなかったけれど、セッションの中で
色んな取り組み案が出てきたので、とにかくトライしてみます。