ー7kgへの序章<引っ越し> | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

ダイエットに関係ないようで実は関係の深い、引っ越しのお話です。


子どもたちが小学校に上がるのを機に、引っ越しをしました。

賃貸マンションから分譲マンションへ。

引っ越しに当たって、一つの強い思いがありました。


この混沌とした状況から抜け出るぞ!と。


まず頭にあったのは、膨大な荷物のことでした。

前の家への引っ越しは、私の切迫早産の入院中に夫が仕切ってくれました。

といっても、多忙な夫が一人でやることです。

本当なら二人で持っていく荷物を吟味する予定が、そういう余裕は一切なし。

要するに、ゴミも不要物も丸ごと持ち込むことになしました。

さらに、家具も開梱した荷物の配置も彼の裁量で。


まぁ普通なら、それを私がやりやすいように、配置換えしていけばいいことなんですが、

私が家に戻ってきたときは、NICU帰りの双子連れでした。

二人を生かすのに必死で、家の云々なんてかまってられないのが実情。


そんなわけで、ゴミも含む大量の荷物の中で生活がスタートし、

さらに、なんでも2つずつ増える双子のものが加速度的に加わって、

収納の少ない前の家は、いつも雑然としていました。


それがいやでいやで仕方ないのに、整理や処分する余裕のない毎日。

それと比例するように、脂肪がついてどこか空虚な自分。


引っ越しを決めたとき、あらゆることと決別するいいチャンスだと思いました。

まずは荷物。もう徹底的に捨てました。

 開かずの押し入れ、引き出しから出てくる不要物、過去の書類。

 初めての双子育児、わからないことだらけの障害児育児に、

 トライアルで買った物がたくさん。

 そして、ポリシーなく買った家具や電化製品。

 最後に実家母に泣かれてまでも押し通したのが、嫁入りダンス2竿。

もう非情なまでの捨てっぷりでした。


引っ越し後は、収納の増えた新しい家に少し足りないくらいの荷物がおさまり、

さんざん悩んでそろえた、ホテルライクな家具やインテリアに囲まれて

私は心底、すっきりした気持ちでした。


もう二度と、あの混沌には戻らない!


私は毎日、そう強く誓い、維持のための努力を続けました。

要するに、整理・整頓魔。掃除魔。

ずぼらで片付け下手、そして育児で時間がないと嘆いていたころとは別人の私です。

まぁ、本質はすぐに変われませんから、努力が必要でしたし脱線もたびたびありましたが、

「後戻りしたくない」という気持ちは、軌道修正できるほど強く、、、。



実はこのココロの変化が、ー7kgへの序章だったのです。



続く。