娘たちの誕生日でした。
双子、9才に。
小春日和が続いた後に、吹雪のような大雪。
そんな日に、3ヶ月の早産で生まれた娘たちです。
命の危険も何度となくあった娘たちですが、生き延びて
元気に育ってくれました。
まとめていえばそんな感じですけど・・・(笑)、
実際には紆余曲折、色々ありましたわね~。
いえ、子どもたちはごくまっとうに子どもらしく育ってくれたと思います。
その成長ぶりはまぶしいくらい(その子なりに悩みはあるようだけど)。
でも、高齢出産でちょっと遅れてやってきた新米ママ(私)は
切迫早産による緊急入院→早産→退社→双子・プチチャレンジド育児
(一人はチェア・ライダーなのですよ)と優雅できままな夫婦二人生活から
ジェットコースターに乗ったような環境の変化に巻き込まれて、
相当、あっぷあっぷしてました。
対応力は高かったと思います。
早い時期にこれが私の新しい道、と受け入れていたし、
泣き言や愚痴はもともとあんまりないタイプ。
基本、前向き。
後天的に楽天家(いったん悲観して、楽天的に思い返せる)。
でも、時々すごく荒れました。
それは子どもがコントロールの効かない生物だということ以外に、
私自身がやりたいこと、心地いいことを相当に押し殺して
子育てに立ち向かってたからだと今はわかります。
特に、なんの心の準備もないまま情熱を傾けていた仕事を
やめなければならなかったのは、大きな痛手でした。
宣伝という特殊で派手な仕事をしていたこともあって、
地味で単調で体力勝負で家族以外からは評価されない双子育児や家事が、
大切な仕事だとわかっていても、つらくて仕方のない時がありました。
でも、娘たちが生まれて9年、今の私。
生き方、考え方、興味を示す物は子どもたちを授かる前と大きくかわりました。
自分の時間が持てるようになって、この先の生き方を見つめた時、
娘達の出生によって運命が切り替わったのは、必然だったなと思えます。
今はそのことに深い感謝があります。
そして、変化と成長を遂げた私は、これまでの経験で得たことを生かして
少し手助けが必要な人や、障害のある子ども、そのママたちの
サポートになることをしていきたいと願うようになりました。
今まさに、新しい学びへと動き出そうとしている私。
こんな日が来るとは思わなかった、、、。
娘たち9才の誕生日に、改めて感慨を感じます。