よく遊びに行く、
校区外にある、
子どもには、チョット遠いかな?
という距離の保育園の友だちの家に、
1人で行かせた。
最初は、1人で行けそうやったら
挑戦したらええし、
チョット無理そうやったら
送って行くわ。
そんな約束やったけど、
出発前に家の掃除をしだして、
ふと落ち着いたら、
『なんで1人で行かなあかんのん?』
と、グズグズ言い出して、
つい、
『えー?!行けるやろー!!
もう、1人で行ってよーー!』
と、言うてしもうた。
言うてから、ハッとして、
『ええよ。送って行くわ。』
そこから、
2人で並んで自転車を走らせた。
『途中まででええわ。』
『行けるん?家まで送るで。』
『あそこのトンネルのとこまででええわ。』
そんな会話の後すぐに、
『あ!ここから行けると思う。
うん!行ける!』
と言って、予定のトンネルよりも、
手前から1人で猛スピードで走り去った。
時々振り返りながら猛スピードで。
あぁ。ほんまは、
ドキドキしてるんやろなー。
怖いんやろなー。
と、想像するだけで、
キューーンと胸を締め付けられるし、
なんか、道の真ん中で、
涙目になってる私。
大袈裟やねん!!
と、自分にツッコミながら、
無事到着することを祈る。
これで、むすっこに何かあったら
一生後悔するんやろなー。
そんなことも思った。
しばらくして、むすっこの着信。
『着いたで。』
あー!よかった!
出来たやーーん!
無事だった安堵と、
出来たやーーん!という喜びで、
駅のホームで、また涙目になった。
で!
電車の中で、これを書いてて、
また、涙目になる(笑)
ほんま、大袈裟!
こうして、親子共々成長してくのね。
むすっこ、これで、
自信のタネが一つ、双葉になったかな?