こんばんは〜
少し前から読んでいた「定年物語」(詳しいお話はこちら↓)を読み終えました。
フィクションなのかと思って読み進めていたのですが、
「あとがき」によると著者・新井素子さんご夫婦の(ほぼ)実話なのだそうです。
とっても感動するとか、学びがあるとかそう言うお話ではないのですが
同じ時代を生きている同世代として共感できる部分も多く、
そう言う意味ではとても面白いお話でした。
特に最後の数行・・・
家の近所には、結構あちこちにお地蔵様が〜
で、お地蔵様を見る度、手をあわせて。
あんまり大きなことは祈らない。
ただ。
どうか。
どうか、一日でも長く、わたしと旦那が、そろって、健康で元気でいられますように。
うん。
不老長寿とか、無病息災とか、そこまで大きなことは祈らないから。
どうか。
一日でも長く。
わたしと旦那が、そろって健康で元気でいられますように。(定年物語より)
「ほんとにそうだよな〜」と思い、夫に読んで聞かせてしまい、
夫と2人で
「結局この歳になって最後に願うことってこれだよね〜」
ということで納得・・・
(夫も同じ気持ちでいてくれてよかった)😊
この数行に出会えて、夫と共有(?)できただけで
この本を読んだ甲斐があったと思いました。
で・・・
「定年物語」に行き着く前のお話が数年前に出版されていると知り
このご夫婦の数年前を覗いてみたくなって読み始めました。✌️