こんにちは

 

忘れないうちに・・・

母の「延命措置」をお断りしてからのことを書き留めておこうと思います。

 

お医者様とお話をして「延命措置」をお断りした(詳しいお話はこちら↓)帰り道に、

 

 

お世話になっている特養に行って、施設ケアマネさんとお話をしました。

 

主治医の先生のお話を伺ったうえで、延命措置をお断りしてきたこと。

施設(特養)内での「看取り」をお願いしたい。

 

というこちらの希望を改めてお伝えしました。

 

ケアマネさんからは・・・

 

① 危篤状態になった場合の対応の確認。

   「延命措置を希望しない」ということであれば、救急車は呼ばない。

   酸素吸入・人工呼吸などの措置も行わない。

 

② 誰かが常に付き添っているわけではないので、

   亡くなった後に連絡が行く場合があるということ。(特に夜間はその可能性が高い)

   

③  病状について主治医の説明を受けたうえで、「延命措置」を断っているので、

   施設(特養)内でなくなっても、「変死」扱いにはならないということ。

 

などのお話があり、

 

コロナ禍ということで、3月から家族などの面会はお断りしている状況ですが

「看取り」ということになると話は別です。

残された時間は限られているので、毎日会いに来てくださってもいいですよ!

 

と、おっしゃっていただきました。

 

帰宅後、旦那さんと話をして・・・

配慮いただいてありがたいけれど、

自分達がコロナに感染していない保証はないのだから、

面会は2~3日に1回程度にすることにしました。

 

 

その翌日、特養で母の「看取り」に関するミーティングを開いてくださったそうで・・・

ケアマネさんから、

 

・ ご本人が、好きな音楽をかけて差し上げたいので

   CDプレーヤーと好きな音楽のCDを持ってきてほしい。

・ 「口腔ケアスポンジ」を購入して届けてほしい。

・ 褥瘡(床ずれ)ができないように、体位を保持するためのクッションを届けてほしい。

 

というお電話がありました。

 

14日の日曜日に、依頼されたものを用意して旦那さんと一緒に届けると・・・

 

母の居室には、

(特養で仮に用意してくれた)CDプレーヤーから静かなピアノの曲が流れていました。

 

お元気なころに「若いころはピアノを弾いていたのよ」と話してくださったので・・・

と、いつもお世話をしてくださるスタッフの方の配慮だったようです。

 

そして、枕元には「紫陽花のアレンジメント」がおいてありました。

普段は、「認知症の方もいらっしゃるので~」とアレンジメントなどを居室に置くことは

やんわりと断られていたのですが・・・気を遣ってくださったのでしょう。

 

そして母は・・・

 

ピアノの曲が流れる部屋で、終始目を閉じて静かに眠っていました。

手を握った時にパジャマの袖口から見えた腕は、すっかり細くなっていて、

「点滴の痕」が痛々しかった。

 

そして看護師さんから・・・

 

清潔好きな方だったので、なるべくお風呂に入れてあげたいと思っているのですが、

血圧がかなり低いときは、お風呂を見合わせて、清拭でいいですか?

(もちろん、そのようにお願いしました)

それから・・・

こちらの施設を出られるときに着せる服を用意して置いていただけませんか?

パジャマでも、寝間着でも、ご本人が気に入っている服でも構いません。

出来ればなるべく早くお持ちいただけると助かります。

 

と言われました。

 

「こちらの施設を出られるとき・・・」

 

言葉を選んでくださっているんだろうなぁ・・・

 

「なるべく早く・・・」

 

その時は、そんなにすぐにやってくるんだろうか???