こんにちは
午後から県環境管理事務所主催の
「アライグマ捕獲従事者養成研修会」に参加してきました。
わたしが今年、「狩猟免許」を取得するきっかけとなった、
この広報誌の記事(↓)の研修会です。(詳しいお話は⇒こちら)
定員70名とのことでしたが、
近隣の市町村からの参加者を含めて、参加者は30名くらい。
(わたしを含めて3名が女性でした。)
そ・し・て・・・
(わたしが若作りだったとか、そういうことではなく・・・)
客観的に見て、わたしがたぶん最年少だったと思う。
1時間半の講習では、
「アライグマ捕獲従事者」と「(一般的な)狩猟者」との違いや
具体的な捕獲方法などを教えてもらいました。
簡単に言えば・・・
「アライグマ捕獲従事者」は
「外来生物法」に基づいて「アライグマ」に限り「狩猟免許不要」で「通年」捕獲ができる。
(一般的な)「狩猟」で、アライグマを捕獲する場合は、
「鳥獣保護管理法」に基づいて、「狩猟免許所持者」が「狩猟期間(11/15~2/15)に限り」
「法律で定められた方法」で捕獲できる。
という違いなど・・・
先日の「狩猟免許試験・初心者講習会」(詳しいお話は⇒こちら)に比べたら
はるかに簡単な(かいつまんだ)内容の講習で・・・
正直、
この程度の講習内容で、「アライグマ捕獲従事者」になれちゃうの?
って感じだったのですが、
日本は暖かく、食料も豊富・・・
特に天敵もいないという環境下で、
アライグマは年に2~3回(1回につき6匹程度)出産するというのですから、
「捕獲」に従事する人を、どんどん増やさないと、
アライグマの繁殖に追い付かないというのが現実なのだろうと思います。
講習会終了後に、「修了証書」を頂きました。
この「修了証書」をもって市町村の担当部署(農林水産課など)に申請をして
「アライグマ捕獲従事者証」の交付を受けるそうです。
市町村によっては、
捕獲に使用する「箱わな」を貸与したり、
捕獲した「アライグマ」を引き取りに来たりしてくれるそうですが、
わたしが住んでいる地域では、
「箱わな」の貸与はしていない。(自分で購入しなければならない・・・5000円程度)
捕獲した「アライグマ」は自分で「止め刺し(殺処分)」をするか
自分で猟友会に連絡をして殺処分してもらう必要があるそうで・・・
行政が真剣に「アライグマの駆除」をしたいのであれば、
この辺のところは改善の余地ありなんじゃないかなぁ~と、思います。