こんにちは
昨日の、次男の期末試験のお話で、
長男が高校時代の古典の試験のお話をチョコっと書いたのですが・・・
結構衝撃的な(笑)試験内容だったので、当時のお話をもう一度・・・
【その1】
どうやら長男は、一昨日から1学期の期末試験が始まったようです。
「今日は何の試験?」
「スペイン語と古典」
「古典?ああああ・・・あの『丑の刻参り』の授業ね?」
「そそ・・・」
「『丑の刻参り』って、どう書くかわかってるよね?ビーフの『牛』じゃないって・・・」
「うん・・・でも、あれ?どんな字だっけ?」
って・・・
試験の朝に、広告の裏に、マジックで『丑』の字の練習・・・
そして帰宅後・・・
「よかった~~~~!『丑の刻参り』、練習してって…」
「はぁ?」
「『生霊(いきりょう)』の問題でさ~出たんだよ!『丑の刻参り』・・・」
参考のため・・・
長男の期末試験の問題です。(試験問題を、借りて見ながら書いてます。w)
空欄(①~③)に入る言葉をこたえよ。
生霊・・・
生きている人の霊魂が抑圧されると恨みの念が高まって、怨霊と化して相手を祟るという。
これは民間に伝わる呪い人形や呪い釘の民俗にみられるものであり、
夜半特定の寺社に (①) をして、呪う相手になぞらえた人形の、目や心臓に釘を打ち、
それによって怨念は晴らされるとされた。
先生、『丑の刻参り』とか・・・授業中の雑談でやっているのかと思えば、
どうやら本気で(?)教えていたらしい・・・(苦笑)
(2013年7月 「そ・それ・・・ホントに試験に出たの?」)
【その2】
今日も長男は3学期の、期末試験・・・
朝から、リビングで「古典」の勉強をしていました。
あの1学期末に「生霊」だの「丑の刻参り」だの、信じがたい問題が試験に出た教科です。
何やら怪しげな年表を暗記している様子なのですが、その内容が・・・
「○月○日 △△氏・・・顔が燃えて死んだ」
「●月●日 ××氏・・・着物が引き裂けて腹が燃えて死んだ」
「○月○日 △△氏・・・膝が燃えて死んだ」
「なにそれ?」
「ああこれ・・・『菅原道真の怨霊で死んだ人の年表』!!」
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工・・・・
「それ、何の教科?」
「古典」
「もしかして、あの春先に『生霊』だの『丑の刻参り』だの勉強したあの教科?」
「そうそう・・・」
「結局、その先生1年間『生霊』だの『怨霊』だの、そんなのだけやって終わっちゃったの?」
「いや・・・」
ここで、COCOは当然、ほかのテーマでも勉強したという答えを期待したのですが・・・
「あの、『生霊』の先生は、夏休み明けに『菅原道真伝説』の話を教え始めたところで
病気で倒れて入院しちゃって、そのまま休職中なんだよ。
で、代わりに大学から先生が来たんだけど
(長男の高校は大学の付属で、専門教科は大学の先生が教えに来ます)
せっかく(?)『菅原道真伝説』をやり始めたところだからって、
『菅原道真絵巻』を専門に研究している先生に頼んだらしくて・・・
スッゲー専門的に菅原道真やっちゃって、もう大変!」
って、それはそうだろうねぇ・・・
挙句の果てに、現代っ子の性・・・というかなんというか、
先生に、ここも試験範囲だからと、年表を渡されたものだから
「年表を見たら丸暗記」とばかりに、菅原道真の怨霊で殺された人の年表を丸暗記・・・
先ほど、帰宅したのですが・・・
「古典・・・楽勝!オレ、今回ちゃんと勉強したし・・・」
ちゃんと勉強していたのは認めるけど、ちゃんと勉強していたのはあの怪しげな年表・・・
「もしかしてあの『だれだれが、顔が燃えて死んだ』とかいう問題が出たの?」
「でたよ~~~!穴埋めだったから簡単だった!」
それは、自分の人生を振り返って、
学校で勉強したことでその後の人生で役に立っていることなんて少ないけど、
いずれにしても「古典」なんて(?)
「古文⇒現代文訳 & そこから当時の日本文化を読み取る」
みたいな授業だけど、
いくらなんでも1年間、『生霊』だの『怨霊』だの・・・
そんなのばかりやらなくても・・・(x_x;)