参考になるかどうかわかりませんが・・・

これから就活用・(ちょっと先だけど)成人式用にスーツを用意しようとしている方の参考になれば・・・


今回、長男・ニイニャにJ-pressでスーツをオーダーしたのはご存じのとおり・・・

  (ご存知ない方は ⇒ こちら


ここで最初にスーツの種類(というのとはちょっと違うかもしれませんが・・・)


 ① オーダー 

    生地見本(または生地在庫)から、生地を選び、希望のデザインを指定

    採寸をして、「注文した方専用の、パターン(型紙)」を起こして、縫製


 ② プレオーダー・セミオーダー

    生地見本(または生地在庫)から、生地を選び、

    お店で用意している見本から、「襟の形」「ボタンの数」などを指定

    ある程度の採寸はするけれど、基本的には

    「既存のパターン(型紙)をベースに、ウエストを1センチ大きく・裾幅を2センチほど・・・」と

    多少手を加えて、発注者のサイズに合わせたものを縫製


 ③ 既製品

    俗にいう「つるし」っていうものです。

    既に出来上がっているものを購入・・・サイズが既製服にピッタリならいいけれど

    お腹周りにサイズを合わせるとウエストの手直しが必要・・・

    肩幅に合わせると袖丈の手直しが必要・・・ということになると、

    手直しをする箇所ごとに「代金」がかかるので、定価よりも割高になることも・・・


そして一番大きな違い・・・


紳士服の量販店「青〇」「A〇KI」というところのスーツは、

生産コストを抑えるために、「ぬいしろ」が非常に少ないことが多い。

大抵は1~2センチしか「ぬいしろ」がないために、太ってウエストがきつくなったとか・・・

そういう場合に、手直しを仕切れないことがある。

また、その少ない縫い代部分に、別布を縫いつけて、ギリギリまでサイズを大きくしたりすると

かなりの代金を支払わなければならないということも・・・


ちなみにニイニャが中学生のころに、少ない縫い代部分に別布を・・・という方法で

学生服のウエストを直していただいたところ・・・

「こんなに払うなら、新しいものを買ったほうがよかったかも?」

というくらいかかりました。(^^ゞ


それに対して、オーダー・プレオーダー(セミオーダー)は、かなり縫い代に余裕があるので

6~8センチ以上の手直しが可能だそうです。


これは、考え方次第だと思いますが、

成人式などに、「しっかりしたもの」を作って、5年~10年というスパンで着られるものを・・・

と、考えたら・・・

プレオーダー(セミオーダー)で作るというのも選択肢として考える余地はあると思います。


ちなみにJ-puressの場合ですが・・・

既製服(つるし)・裾直しのみ無料・・・65000円~

ニイニャがお願いしたプレオーダー・・・68000円(生地・仕立て代込)でした。


生地は、それこそピンからキリまでで・・・

ウール100%のものは10万以上(仕立て代込み)・・・というものもザラにありましたが、

売り場の方が

「若い方の一人暮らしは、衣服の手入れが行き届かないから、

ウール&ポリエステルの混紡のほうがいいですよ!

ウール100%のものは、本人が気づかない程度の『食べこぼし』などが原因で

すぐに虫食いになったりしますから・・・」

と、混紡のものを進めてくださったので、混紡にしました。


お隣にNyeYorkerがあり、そちらものぞいてみたのですが、

プレオーダー・セミオーダーの価格設定は大差ありませんでした。


平日の昼間ということで、

とても丁寧に対応していただき、COCO親子的には満足です。


採寸&オーダーから、仕上がりまで20日前後かかるというのが普通のようです。


参考まで・・・w