今日は仕事でした
暇を見つけては3.11と検索しつつ
いつもと変わらない仕事が流れて行く
こんな事も
幸せなんだなあ、、、と思いながら
仙台から期間限定でやって来ている営業2人に聞いてみる事にした。
「○○君は、6年前何やってたの」
「僕は、山形でしたよ」
「仙台じゃないの。山形はどうだったの、大変だった?」
「停電して真っ暗でした」
「どれくらい?」
「1日かな。日本海側だったから被害はそんなになかったですよ」
もうひとりの彼。
地震発生のその直前、
14時38分くらいでしょうか
「あっ、黙とうする時間だ」
今、私が出来る事
今日は、この職場で
6年前の話をする事だ
その彼のその言葉を聞いた瞬間、そう思ったのです
黙とうは、
自分の心の中で。
「ねえ、○○君は?6年前はどうだった?」
「ごま豆腐ってわかります?」
わ、わかるけどwむしろ好きですけど?
「ごま豆腐作る為に、こねてた(何かをw)んですよ。そしたら揺れて。最初何が起こったかわからなかった。地震だ、ってなって」
「厨房にいたんだ」
「で、先輩がもうヤバイから逃げろ、って、で、ガスとかそういうの全部そのままにして逃げました」
あぁ
彼の前職は板前だったのよね。
「どこで?仙台?」
「松島です。ホテルっていうか旅館っていうか」
ゆづがアイリンから命からがらブレードカバーする間もなく逃げた、という話を
思い出していました。
もう一人の営業さんは
愛知県の人間ですが
彼は出かけていたので
「今日ちゃんと黙とうした?」
「したよ~!ちゃんとした~」
本当に黙とうしたかどうかはともかく、少なくとも意識を持っていることにちょっとほっとしました。
どんな些細な事でも
出来ることは
あるんだ
祈ることは願う事はもちろん
話し合うとか声かけあうとか
3月11日が終わろうとしています
大切な、大事なものを失くした悲しみは消えることはない
だけど12日の朝はくるのだ、と
6年前もそうだったように
これからも、ずっと。
明日から通常運転に戻ります
ありがとう

スケートを続けてくれてありがとう。