君は
俺か?
しかもまだ、子供の
うん、、、っとジュニア上がりたての頃?
待てよ
このシチュエーション
以前もあったような
夢だったんだっけ?
「こんにちは!久しぶり!」
無邪気に子供の俺は
22歳の俺に声をかけてくる
「よぉ。調子はどんな感じ?」
「ジャンプがうまくならなくて泣きそう」
「マジか」
今や四回転バンバン降りてるぜ
「また逢えたらずっと聞きたいことがあったんだよ」
「え?今度は何を」
何聞きたいんだ
自分ながら自分から出てくる質問が怖いんだけど
「僕、オリンピックに出てるかな」
「聞いてどうするんだよ」
「君、何歳」
「22歳だよ」
明日、フリー本番だけどな
「じゃあ、ソチは終わってるよね。やっぱやめる。怖いもん」
ガキの俺、、、案外ビビってんなぁ
ビビる?
今の
俺じゃないか
いや、、、
ジュニアの俺を前に
何をビビってるんだ
大人の俺が
「どうしたらいい」
「えっ」
「試合、、、明日で決まるんだ。うまく決まらない。お前と同じことで悩んでる」
「ジャンプ?アクセル?ルッツ?」
「サルコー」
「えー、アハハ」
「なんだよ」
「大人が子供に悩み相談なんてさ」
「いろいろ考えすぎちゃって」
「考えなくてもいいんじゃないの」
そんなわけいかないだろ。まだわからないからそんな事言えるんだろ
「信じてよ。子供の頃の僕の事」
ジャンプがうまく跳べなくて
よく泣いてたよな
「初めて3回転降りた時は嬉しかったなぁ。憶えてる?」
「みんなに自慢しまくったのは憶えてる」
積み上げてきたもの
喜び
苦しみ
痛み
悔しさ
楽しさ
全ては今の俺につながる
思い出せ
思い出せ
初めて出来た時の自分
あんなに嬉しかったじゃないか
「ありがとな」
「頑張ろう。未来の僕」
大好きな試合
大好きなスケート
「子供に言われたくねぇな」
「その子供にお悩み相談してる大人誰だよ」
忘れないで
大好きなスケート
子供の頃から見る夢は
すぐそこ
貴方の今出来る
最高を
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舞依ちゃん金メダル~~~!!!
おめでとう





幸せシンデレラ、今日も魅了してくれたね♡
っていうか失敗する気がしなかったね
記念すべき初の短編妄想小説の、その後。
皆さんのブログ、あちこちお邪魔していたら
祈りの気持ちはおんなじで
ゆづへの愛が溢れていて
書かずにはいられなくなりました
ブログを、SNSを書くことが
勝手に(笑)
ゆづへのエールだと思っています

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