羽生結弦 花は咲くを滑る
「復興への願いを込め、花は咲くを滑ります。」
心臓の鼓動を感じながら録画再生を見始める。
泣く用意をしながら。
いつ泣いてもいいように。
でも・・・気づいたら涙は出ていませんでした。
画面の上に見える窓から射す光がまるでゆづを照らすための光のようで、リンクの照明もゆづの為に照らされていて、最初から最後までその美しさに見とれるばかり・・・。
絵画を見ているよう。
名もなき教会にそっと置かれた一輪の花を拾い上げる天使。
間奏のレイバックイナバウアーの後の、
「傷ついて傷つけて 報われず泣いたりして
今はただ愛おしい あの人を思い出す」
というパートの振り付けのところは切なさがやばかった。。。
花を大切に抱きかかえ愛しむ姿は、もう天使。
画像が悪くてすみません。
所作が綺麗になったなぁ。。。と。こんな短期間で。
ゆづ、ちょっと早熟すぎやしませんか・・・?と心配してしまう。
花は咲く いつか恋する君の為に」
「花は咲く」・・・作詞は岩井俊二さんなんですね。
若き王者の風格を感じるこの最後の羽生結弦。
ゆづの願いはひしひしと私の体の隅々まで伝わりました。
悲しむ時間を乗り越えて、復興していく東北の未来が幸せであるように。
いろんな想いがあったから、もう泣かなくてもいいんだよと言われているような気がして、涙が出なかったのかもしれません。
・・・よかったなぁ。
どんどん世界に発信していってほしいプロジェクトですよね。