憩いのひとときは ‘ どくだみ ’ で | マクロビオティック&野口整体&東日本大震災から暮らしを見直して

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もし、これらに出会っていなかったら…自分の意識がこれほど変わることはない気がします。だからこそ、これらの体験から得た後の暮らしを綴りたいと思います。


梅雨の季節ですね。
梅雨の時季の花といえば、紫陽花。
梅雨空の下、道道に、帽子が掛けられているように咲いています。

そして、私にとって、紫陽花と同じくらいこの時季、目がいってしまうのが、どくだみです。

我が家の狭い庭 ( 庭というより狭い敷地内の土がある処と言った方がいいのかも?爆笑を、
毎年、この時季、占拠しそうなくらい勢いのある植物が、どくだみです。


でも、今年は、ちょっと事情が違っているのですウインク

それはね...
桜の花が咲いている頃、
地面を、オオイヌノフグリや、ハコベや、
スギナが覆っている頃、
小さな紫色のとんがり帽子のような芽をツンと出すどくだみを、多数発見!

その数は、日毎に増えていき、揃って上へとゆっくり、育ちはじめましたニコニコ


人間は勿論だけど、どの動物も、植物も、赤ちゃんの頃って、ほんとうに可愛いラブ

毎年、雑草もそんな眼で見ていて、
このままでは抜くのは大変えーんと思い始めた頃には、いつもほんとうに雑草が生い茂って、抜くのに手間暇かかってしまうのですが、

今年は、
どくだみのベビーリーフをお茶にしてみよう!と思い立ちましたおねがい


地面から、ツンと出た芽が2枚の葉っぱに分かれたころのどくだみは、
その背たけは3㎝ほど、大きいものでも5㎝あるなしのものです。

それをドンドン抜いていきました。

このくらいの頃だと、引っ張れば、根っこごと、気持ちよくスルッと抜けて、
抜いたその場所だけは、もう殆どどくだみは生えてこないんじゃないか?って思うくらい抜き取りましたよ。



かつて、マクロビオティックを学んでいた頃、
自然の産物は、そのもの全体で生命が維持され、栄養的にも調和が保たれているものなので、
‘ 完熟したもの ’ を丸ごと摂取するようにした方が良いニコニコと教わりました。

‘ 一物全体 ’ という考え方です。


でも、去年、マクロビオティックの考え方とは違っていますが、
完熟ではなく、ベビーリーフの良さを知って、


幼葉には幼葉にしかない価値があることに納得して、

今、目の前のどくだみは、まさにそのベビーリーフ!
そのどくだみのベビーリーフを乾燥させてお茶にしよう!と思い立ちました。


一物全体で、抜き取ったどくだみの根っこの土をよ〜く払い、何度か水を変えて洗い、お天気の良い日に干すこと、一週間ぐらいで、
どくだみのベビーリーフのお茶っ葉は完成しました。


早速、試飲してみました。
葉っぱをお湯に入れて、1分ほど煮立てました。
和ハーブティーです。
部屋中に漂うこの香りは、苦手な人もみえると思いますが、幼葉のせいか、キツくはありません。

私は、平気です。

できたお茶は、ほんのりと甘さがあって、どくだみ特有の匂いもありますが、美味しいですニコニコ


以前、普通に大きく育ったどくだみで、
お茶っぱを作ったことはあったのですが、
こういう薬草茶って、煎じて飲むように...と聞いていました。

だから、何分間か煎じて飲むと、部屋に立ち込めた香りが、その時の私には、多少きつく感じられ、

これは、身体に良いから飲むんだよ...!って、意識で言い聞かせて飲むような感じで、
結局、続かなかったのですショボーン


でも、このベビーリーフのどくだみのお茶は、匂いも生まれたての赤ちゃんのように柔らかな軽い感じで、お番茶のような淹れ方で、今も1日に一度いただいています。


そんなふうに採ってしまったどくだみですが、
どくだみ地下茎は地中に残っています。
だから、やっぱりあちこちで育っては、きました。

でも、その背丈、
抜き取った後に生えたものは、小柄なまま白い花を咲かせています。

普通に生えているものは、50㎝ぐらいになっていても、
抜き取った跡に育ったどくだみは、その背丈は10㎝~15㎝に満たないほどで、その背丈に合う小さめの花を咲かせているのです。

「 さア、これからは花を咲かせる時よ...」という天からのメッセージが、どくだみに届けられると、そこで、上へと伸びる成長は止まって、
「では、花を咲かせましょう(^-^)」と、申し合わせたかのようにみえます。


そんな小さなどくだみの花の周りには、
まだ、シロツメクサも残っていて、
まるでそのシロツメクサと幼馴染みであるかのように仲良く咲いています。
どちらの花も葉っぱも、可憐で清楚でおおらかで、その地面は美しいおねがい





そんな植生の風景。

どくだみは、様々な薬効を持ち、葉っぱはハート形、棘もなく、花も十字で清楚な感じで可愛らしいのに、

普段目にするどくだみは、
満員電車の中で直立不動で立っている人のように、群れを作って生えていています。
しかも、歓迎されない雑草になったりもします。


でも、今年の我が家のどくだみ

群れないでいる、一本の小ぶりなどくだみの花の可憐なことラブ

眺めていると、至福の時間になります照れ
癒されます爆笑


どくだみの世界観が変わりましたウインク爆笑


飲んで体にも良しニコニコ
眺めても良しニコニコの万能の和ハーブどくだみ

生薬名は、’ 十薬(じゅうやく) ‘
ひとつで10の効き目があると言われていて、昔から日本人の健康を維持するためにとても役立ってきた和ハーブおねがい

’  先天性の毒 ‘ 、’ 後天性の毒 ‘ 、’ 食べ物からの毒 ‘という、
‘ 三毒に効く‘ とも言われています。


どくだみを、ちょっと ’ 厄介者 ‘ と思われている方、
是非、どくだみのベビーリーフをお試し下さいニコニコ

今回もここまで読んでくださいましてありがとうございました😊