今日も1日お疲れ様でした
明日はひな祭り
大阪に来て長いですが、
今年初めていただく
大阪の老舗和菓子屋さんの
ひな祭りのお菓子。
日本の食をテーマとした特殊切手
「おいしいにっぽんシリーズ」
第6集では大阪の食が取り上げられていて、
おなじみの郷土料理の世界をモチーフした
110円シートと、
- 大阪で長く愛されている
- 伝統菓子、軽食を取り上げた85円シートが
- 先月発売されました。
- どこも有名な物ばかりです。
今日の
菊寿堂義信
さんの代表的な和菓子、
高麗餅もこの中でイラスト化されています。
菊寿堂義信さんは
平日の10:00〜16:30までしか
営業されておらず、
売り切れ次第終了なので
私にはなかなかハードルが高いお店。
以前、阪急さんのオンライン予約で
一度いただいただけ。
ですが、
先月たまたま伺えるチャンスがあり、
ようやく口に出来た高麗餅
(このお話はまた今度にしますが、
関東の方の高島屋さんでも
高麗餅は、京都航空便で
たまに出品されてるみたいです。)
その時に目にしたパンフレット
https://semba-navi.com/wp-content/uploads/2020/01/sembaspringexpo.pdf
この期間は土曜日でも
購入できるとなっていたので、
すぐに電話で予約
他府県の方には
耳慣れない地名かもしれませんが、
船場は
商人の町で、
「船場商家」という言葉もあるほど。
現在の中央区の辺り一帯で、
あの有名な船場吉兆さんも
この船場にありました。
拝見したことはないのですが、
こういう時代背景があるので
この船場に残されてるお雛様はきっと
すごいのだろうと思います。
そんな船場にある
菊寿堂義信さん。
天保年間創業の老舗の
その店構えは…
至ってシンプル
営業時間でもこんな感じで、
なんと、看板も暖簾もかかっていません。
それでも私が買う前にも
後ろにもお客様がみえました。
そして、
今回の雛祭りのお菓子の受取は
普段営業されてない土曜日なので、
さらに…
こんな感じで
ご存知の方しか見つけられないかも…
菊寿堂義信さんのガラスにも
お雛様が飾られていました。
1930年に豊田家の当主に嫁がれた
八重子さんという方が嫁入りの時に持参された
雛人形だそうです。
向かって左が女雛なのは京都と思いますが、
こちらのお店のお雛様も左でした。
お店の中はこんな感じです。
ふんわりとお餅の美味しそうな香り
小窓が開いて予約の旨を伝えると、
ご主人が出てこられて
持ってみえたお菓子が
こちら
菊寿堂義信さんのお雛祭りのお菓子と言えば、
この
いただき
だそうです。
とっても綺麗な
やさしい雰囲気の和菓子です
見た目
本当にお雛様にぴったりのお菓子です
今年は2/26〜3/3までの販売です。
土曜日は要予約で
5個入2,160円だけでしたが、
黄色とピンクの「いただき」 が、
ショーケースの桜餅の横にも飾られていたので、
平日は2個 860円というのが
予約無しでいただけるのかも。
手前左の蓬と粒あんの組み合わせだけは
分かったのですが、
あとはもしかしたら
お色の違いだけなのかもしれません。
断面はこんな感じで下がお餅で、
上がこし餡になってます。
砂糖、小豆や手亡豆、小麦粉を使った
シンプルなお菓子ですが、
甘味も食感もとってもやさしくて
モチモチ
癒される感じのお餅です。