あいにくのお天気でしたが、
嵐山のお寺での朝食の後、
でも、京都には
大好きなおはぎのお店が沢山あるので
大丈夫なのですが、
結局今秋もこの時期しかいただけない
とらやさんに
白さんとは全くテイストは違いますが、
お彼岸になると思い出すおはぎ。
この日も3種類のおはぎを1個ずつ。
関西以外にお住まいの方は
「あれっ」と思われるかもしれませんが、
とらやさんのおはぎは関東と関西で
販売されてるおはぎの種類が違います。
とらやさんのHPで載せてみえる
おはぎの画像はこちらで、
関東地方や御殿場で販売されている
「白餡・黒糖餡・小倉餡」
私の頂いた「小倉餡・黒糖餡・きな粉」は
近畿地方のみだそうです…と言っても、
先程申し上げたようにおはぎは、
京都の一条店、四條南座店、高島屋、大丸、
ジェイアール京都伊勢丹、
虎屋菓寮京都一条店と、
京都の虎屋さんでしか手に入りませんが

すぐいただけて助かります。
自宅用でお願いしてますが、
こんな感じで用意してくださるので、
手土産としても十分。
カバーを取ると艶やかなおはぎが
春のお彼岸に頂くのは
ぼたもちと呼ぶ事が多いようですが、
とらやさんでは春も、
小倉餡の小豆の粒を萩の花に見立てた呼び名の
「おはぎ」を使われているようです。
春に咲く牡丹に見立てて
春のお彼岸は「牡丹餅」、
秋のお彼岸は萩の花の「おはぎ」というのは
有名ですが、
それ以外にも夏と冬にも
別名があるのご存知ですか?
夏は、「夜船」。
おはぎを作る時は米を潰して作られるため、
餅を搗く時の様な音がしないため、
近所の方でもおはぎをついたのが
いつかわからないことから、
夜は暗くて船がいつ着いたか分からない
「夜船」になぞられたのだそう。
冬は、北にある窓から月が見えない事が由来。
搗くことをしないことから、
転じて月知らずとなり、
「北窓」と呼ばれるそうです。
春夏秋冬、同じ食べ物なのに、
それぞれの季節で名前が違う食べ物って
他にもあるのでしょうか。
言葉の発想が日本らしくて素敵

意外なのですが、虎屋さんでは、
おはぎは年に2回、
春と秋のお彼岸の7日間しか販売されません
お彼岸の中日を中心に前後3日。
なので、今年は
9/19〜25まで。
普段は食べられないと思うと余計恋しくなる
とらやさんのおはぎ。
春夏秋冬それぞれ名前のあるおはぎ、
せめてそれぞれの季節に1度ずつ、
お店に並んだら嬉しいのですが…
そして、春秋の1週間だけなので、
機会がなくて
関東の白餡もいただいたことがありません
いつもこの3種
「黒糖餡(税込324円)」
「小倉餡(税込324円)」
きな粉(税込324円)」