今日も1日お疲れ様でした
昨日は祇園祭前祭の山鉾巡行
すごい人出だったみたいですね。
宵山の期間中は
「屏風祭」というのがあります。
「屏風祭」をしつらえるお家は
少なくなったそうですが、
各山鉾町で続けられているお家は
表の格子を外して秘蔵している
屏風や美術品、調度品などを飾り、
祭り見物に来た人々にも、
通りから鑑賞してもらえるように
されているそうです。

素敵な店構えは、「和久傳」さん
向かって右側が料亭の「室町和久傳」さん、
左がおもたせと茶菓席のある
「紫野和久傳 堺町店」さん。
そう言えば
お向かえのお店もこんな素敵な町家の
観葉植物専門店になってます。
この日はもちろんカフェができる
「紫野和久傳」さんの方
お二階の茶菓席は13時〜
まだ12:50でしたが、
1Fの店舗は10時から開いているので
入らせていただいて開店まで
中で待たせていただくことに。
1Fには紫野和久傳さんの
お菓子や食材等が販売されています。
和久傳さんと言えば、
れんこんのでんぷんである蓮粉と、
上品な甘みの和三盆を練り上げ、
笹の葉で包まれた「西湖(せいこ)」が
有名ですが、
「桑麺 鱧とトマト」や
「鱧の暑気払い鍋」まで。
和久傳さんには
他と少し違うお洒落なお品が揃っていて
見ているだけでも楽しいです。
以前ご紹介したレトルトカレーなどの
和久傳の森のブランド商品も買えます
お買い物したり、
お庭を眺めたりしながら
私達の前にも2組いらっしゃって、
早く来られた方から順番に上がって
窓際のお席に案内されます。
天井が高くて開放感のある
明るいお部屋です。
料亭ならではの旬の食材で
ひとつひとつ作られる季節のお菓子。
徹底的にこだわって選んだ
京・宇治茶が丁寧に味わえる
「おもてなしの空間」となっていて、
町家ならではの落ち着きの中、
くつろぎのひと時が過ごせる茶菓席。
メニューはこちら
紫野和久傳さんで販売されている
西湖などのお菓子の他にも
「むしやない」(軽い食事)として
お茶漬けもいただけます。
木を基調とした シンプルで
綺麗な空間。
待ってる間に全部頂いてしまいました
こちらは1Fでも販売されているそうです。
この花器、反対側に夏、
間に白字の秋・冬があって
一周すると春夏秋冬が見られます。
私達が注文したソルベが届きました
奥:「宇治金時のソルベ」
手前:「ほうじ茶金時のソルベ」
(一口れんこん餅付き) 1,210円
私が頼んだ「ほうじ茶金時のソルベ」は
ほうじ茶「狐伯」を
贅沢に使用したシャーベットに
大粒の小豆と白玉をのせたもの。
このメニューは知っていたのですが、
実物を見ると改めて小豆の多さにびっくり
下のソルベはほぼ見えません
スプーンですくって初めて
綺麗なほうじ茶のソルベが登場
やさしい甘さでこんなにたっぷりかかってますが、
一気に食べられてしまうくらい
あっという間に食べてしまって、
連れと交換するのも忘れてた程
…食べたかったそうです、可哀想に(笑)
とっても美味しかったよ
白玉はもちっとしっかりしていて
ひんやり美味しい
蓮根もちは見た目にも涼しげで、
素朴だけど綺麗なおもち。
食感も甘みもとてもソフトで、
黒文字を入れるとこんな感じに
ぷにってなります
私も食べられなかった
「宇治金時のソルベ」は
宇治抹茶のシャーベットだそうです。
窓際にテーブルの3つと奥の壁際のお席は
開店前にいらした方が座られて、
こちらの中央のお席も私達が座ってから
5分程で埋まっていたので、
早めに来られた方が
待たずに入れていいかもしれません。
私の撮り方が悪くてあまり見えないですが、
窓の下のお庭に青紅葉が植えられていて
とても綺麗な涼しげな緑
京都らしいとても素敵な空間の
美味しいお茶の時間でした
本日も最後までお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。