昨日の蟷螂山のからくりみくじの
祇園祭の宵山の続きで・・・
粽をいただいて夕飯に向かう頃には
祇園囃子の演奏があちらこちらで聞こえ出して
駒形提灯に明かりが灯って
いよいよ夜のお祭りの雰囲気に
山鉾が立ち並ぶ賑やかな場所からは
少し離れた
祇園 花見小路通の近くの
雰囲気のある石畳の通りにある
「う桶や う」さん
こちらは有名なうなぎのお店で
過去にはミシュラン一つ星や
ビブグルマン掲載店。
この日が
我が家の今年の土用の丑の日でした
ずっと何年も来たかったのですが、
なかなかタイミングがなくてこの日が初めて
だから、すっごく楽しみなんです
現在予約はお電話だけで、
この日は2人用テーブル席が1つだけ残っていると
伺っていたのですが、
2階のお席だそうです。
階段の上り口にはお店の名物の
木桶が沢山吊られていました。
2階は仕切りのない畳の一間で
テーブルが5つ程。
メニューはこちらですが、

ビールだと
お腹がいっぱいになってしまいそうで、
美味しくいただくために
この日は2人で冷酒で乾杯
お仕事頑張ったご褒美、
「今日は食べるぞー」
しばらくして木桶が運ばれてきました。
うわ
分かっていてもテンションが上がります
桶いっぱいに敷かれた鰻。
うなぎは大好きですが、久しぶり
「祇をん名物 う桶(税込12,000円)」
こちらは3人前ですが、
4人前16,000円、5人前20,000円もあります。
こちらのおしゃもじですくって、
底(ご飯の厚み)がそんなに深くないかな
3人分全部頂けるのではないかと
最初思っていたのですが、
2杯目といただいて、
お腹いっぱいになってしまいました
でも、大丈夫なんです。
食べ残した分は無料で包んでくれて、
ビニールの手提げ袋に入れて渡してくれます。
翌日、お酒を少しふって
ラップをかけてレンジで少し温めて
いただいたのですが、
とっても柔らかくて、ふわふわ
タレは付いてなかったので
私達はスーパーの鰻のタレを
かけていただきましたが
とても美味しかったです。
多分タレをかけなくても全然大丈夫。


いつか贅沢に食べてみたいなぁ
こちらの鰻はとってもやわらかくて、
ふんわりしているんです。
備長炭で白焼きした後に天然水で蒸して
秘伝のタレで焼き上げられているそうです。
なので、さっぱりたべやすくて
沢山食べられてしまいます。
鰻ってお店や地域によっても全然違いますよね。
大阪にも有名な鰻があるので、
そのお話はまた今度きいてください。
因みに、う桶や うさんでは、
川魚料理店の命の「水」を開店にあたって
庭に手掘りで井戸を作り、
天然の井戸水を確保されたのだとか。
確かに静岡とかもお水綺麗なイメージですよね。
因みに私の育った伊勢も
実は鰻屋さんが多いです。
この日は私の賞与のお祝いで
私のお支払いでしたが、
「う桶や う」さんは、
サービス料等上乗せが全くなく、
お会計も「う桶」+「冷酒(1,050円)」のみで
分かりやすかったです。
なぜか嬉しい(笑)
お店を出る時にはすっかり夜の雰囲気で
さらに雰囲気があっていい感じ。
但しこの辺りの路地は私道もあり、
最近旅行者が大勢で立ち入ったり、
お写真を撮ったり、
特に舞妓さん達のお写真を執拗に撮る
といった迷惑行為が絶えないことで
立ち入り禁止や撮影禁止の看板も
出ている道もあるので
気を付けて行動しないといけませんが・・・
ほろ酔いで気持ちよくお散歩をして
四条通に戻った頃にはさらに人も増えて賑やかになっていました。
今年も楽しい祇園祭でした
本日も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。