​水無月

今日も1日お疲れ様でしたニコニコキラキラ

 

 

 

今日からいよいよ7月ですねー。

一年の半分がもう終わってしまいました

本当に早いものですびっくりあせる

 

その節目にあたる昨日6/30は、

夏越の大祓が行われていました。

茅の輪くぐりが置かれている

京都四条にある安井金毘羅さんの
ちょうど近くにいたので
覗いてみました。
 
縁切り神社として有名な
京都の安井金比羅宮。
縁切り神社としても有名で、
いつも若い女性が沢山みえますニコニコ
 
天智天皇の御代(668~671)に、
藤原鎌足が一堂を創建し、
紫色の藤を植え藤寺と号して、
家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことに
始まる神社ですが、
どうして縁切りはてなマークなのか…

主祭紙の崇徳天皇が

保元の乱(1156年)に敗れて、

讃岐(現香川県)の金刀比羅宮で

一切の欲を断ち切って参籠されたことから、

安井金比羅宮は昔から断ち物の祈願所として

信仰されてきたことによるそうです。

 

崇徳上皇は、特にこちらの藤を好まれ、

堂塔を修造し住まわせていた寵妃である

阿波内侍と、戦によって心ならずも

別れざるを得なかった自分の様に

人々が悲しい境遇に合わないよう、

幸せな男女の「えにし」を妨げる

全ての悪縁を断切ってくださる

という縁切りビックリマーク

 

男女の縁はもちろん、病気、酒、煙草、

諸事まで、あらゆる全ての悪縁を切って、

良縁を結んでくださる安井金毘羅宮ですが、

軽い気持ちで読むとヒヤリとする様な

想いの詰まった絵馬も

沢山かけられています。

 

 

そして、安井金比羅宮と言えば、

縁切り縁結び碑(いし)ビックリマーク

雑誌等にもよく載っています。

いつも沢山の方が並ばれているし、

色んな意味でお写真を撮る勇気はないので、

HPの中からお借りしたものダウンですが、

一体、どうなっているのか!?

という位、すごくないですかあせる

 
これは

高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした巨石で、

中央の亀裂を通して神様のお力が

円形の穴に注がれているそうです。

 

本殿に参拝した後、

「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの

願い事を書き、

「形代」を持って願い事を念じながら

碑の表から裏へ穴をくぐり(悪縁を切る)、

裏から表へくぐって良縁を結び、

最後に願い事が書かれた

「形代」を碑に貼るというならいで、

 

 

多くの方の願い事が書かれた
「形代」により、
碑が見えない程になっている
という状態なのですびっくりあせる
 
なお、こちらの「縁切り縁結び碑」での
御祈願は終日可能だそうです。

確か形代は碑の左側の台に用意されていて、

100円以上の志を賽銭箱に納めて

自分で取るようになっていたと思います。

 

 

そんな安井金比羅宮で、

「夏越大祓」の茅の輪が

拝殿に設けられていました。

茅は、ギザギザになっている葉で

人々のケガレを取り去ると伝えられ、

茅の輪をくぐることにより

祓いの意味があるとされています上差し

 

くぐり方ダウン

夏越の大祓は、

罪穢れを移した「人形(ひとがた)」を

お祓いし、半年間(その年の前半)

知らず知らずに身に付いた罪穢れを祓い清め、

身も心も清々しくなって健やかに恙なく

夏を過ごすための古来よりの神事です。

 

大祓は、

6月30日と大晦日の年2回斎行され、

茅の輪は夏越の大祓の際に設けられます。

 

夏越の大祓は、

今年も6/30の18:00に斎行されますが、

人形(ひとがた)は事前に用意されていて、

授与所窓口に申し出ると当日でなくても

いただけます。

 

お写真は、何年か前にこちらでいた人形です。

人の形をした白い小さな紙に

自分の名前を書きます。

名前を書いた人形で、体を撫で

息を3度吹きかけることにより、

自身のケガレを人形に移すというものです。

 

因みに、茅の輪は6/30まで設置されていて、

自由にくぐることができます。

この日、茅の輪の方は

ほとんど並ばずにくぐれましたよ。

 

 

 

 

 

 

その「夏越の祓」に因んだお菓子、

「水無月」が昨日は

あちこちの和菓子屋さんに並んでました。

三角のういろうに、

かのこ(甘く煮た小豆)がのった

シンプルな和菓子で、

三角形の形の由来は「氷」ビックリマーク

 

古く宮中では、旧暦の6/1に

「氷室の節会」と呼ばれる行事が行われ、

取り寄せた氷室の氷を口にして、

夏を健康に過ごせる様に

お祈りされていましたが、

庶民にとって氷を口にすることは

容易ではなく、

氷の欠片ををかたどった三角形に模して

作られたのだとか。

(神事に使う御幣に見立てたという説もあるそう)

 

とらやさんでも6/25~6/30の期間、

「水無月」が販売されました。

「水無月蒸餅」として

とらやさんの初出年代はなんと1726年ビックリマーク

 

小豆の赤い色が邪気を払うとされ、

京都を中心に「夏越の祓」に合わせて

食べる習慣があるということですが、

今では全国的にあるみたいで、

虎屋さんの関東の店舗でも

販売されていました。

「水無月・白水無月」

 

 

 

京都四條南座店さんでは売切れていて

京都高島屋さんでいただいたので

2個入のお箱(税込670円)だけでしたが、

一条店さんや南座店さんだと

1個ずつ買えたみたいです。

気になるのは、

毎年関東と関西で大きさが違うこと!!

 

関東地方 1個 40g 税込270円

近畿地方 1個 50g 税込335円

口の大きさかはてなマーク好みの量かはてなマーク(笑)

とらやさんでは、関東と関西で

お味の種類が違う時もあるのですが、

「大きさ」というのはとっても不思議。

もし、ご存知の方がいらしたら教えてください爆  笑

 

表面にびっしり隙間なくのせられた小豆は

ふっくら艶やか!!

上品な甘さです照れ

もちっとしていて歯切れのよい感じの外良。

きれいな白色の「白水無月」と

白下糖を使い、コクのある味わいの

黒色の「水無月」の2種類ビックリマーク


涼し気で、やさしい甘味なので

こんな蒸し暑い時にも食べやすい。

それに関東に比べて大きいとは言え、

小ぶりで食べ比べしやすく、

1人で2切れでもいけてしまいます笑

口の中でふんわり風味もよくて

幸せな気持ちです照れ

 

今年の残り半年も

元気で何事もなく過ごせますように・・・

 

本日も最後までお付き合いいただき、

本当にありがとうございました。