先月、阪急うめだ本店さんの企画で
familiarさんとコラボされた
創業明治26年(1893年)の
京菓子の老舗「末富」さん
現在、こちらは末富さんの
オンラインショップで購入できます。
くまちゃんをモチーフにした
和菓子が販売されていて
この時の「京ふうせん」の缶のスリーブも
とても可愛らしかったのですが、
末富さんと言えば
やっぱり特徴的なブルーの包み紙
綺麗な水色の地に、
ピンクやオレンジ、黄色のお花等が描かれた
昔から変わらない包装紙がとても印象的。
この包装紙の意匠は、
2代目のご主人が戦後間もない頃、
日本画の池田遥邨画伯に
お願いしたことが始まりだそうです。
今でこそ和菓子とは思えないような
ラッピングも沢山ありますが、
当時は斬新であったでしょうし、
もちろん今の時代でもお洒落で
とても可愛らしいお包みですよね。
苦慮して生み出されたこの色目は、
「末富ブルー」と言って、
包みに最後にかけられる
ピンクのリボンとの色合もとっても素敵
本店は、四条と五条の間の
大通りを少し入った静かな場所にあって、
私のお買い物コースからは
足を少し延ばさないといけないのですが、
現在はお店のすぐ近くに
テイクアウト専門のカフェスタンド
「SUETOMI AoQ(スエトミアオキュウ)」を
オープンされているので、
ちょっと休憩がてら
わざわざ伺うのも楽しいです
実はこのカフェオレ、下に入っているのは・・・
なんと、「餡」なんです(笑)
でもこれが意外にとっても美味しい。
家でも作ってみたいくらいです
こんな楽しみもあるし、
本店さんは朝9時から営業されていて、
早く行動したい時にはとっても助かるのですが、
日・祝日お休みなので、
私は百貨店さんでいただくことが多いです。
因みに、
京都、大阪、日本橋、新宿、
ジェイアール名古屋、横浜の高島屋さんと、
ジェイアール京都伊勢丹さんに店舗があります。
手土産にもお勧めな末富さん、
もちろん、包みだけでなく、
中の和菓子もとても可愛らしくて美しい
"「夢と楽しさの世界」こそが、
末富の初代からのお菓子作りの原点"と、
おっしゃるだけあり、
季節の生菓子も綺麗なお菓子ばかり
そのお菓子はHPやInstagramでも
拝見することができます。
ですが、今日は素朴な見た目の
大好きな
冷やし白玉ぜんざいのお話です
先週末、四条にある高島屋さんの
末富さんの前を通ったら、
なんともう始まってました
夏季限定の「冷やし白玉善哉ぜんざい」
実は末富さんのお菓子の中で
1番好きなのですが、
夏の間だけなので、
この時季になるのが楽しみなんです。
これが販売されると
夏が始まったなぁとか、
夏が終わるなぁととか
季節感をあたえてくれる商品
でも、自分が美味しいと思うものは
他人も買われます。
百貨店だとよく早い時間に売切れてるのですが、
この日はまだ購入できました
「冷やし白玉善哉ぜんざい」は
1人用サイズのカップに入ってます。
前回のお写真ですが、
こんな感じの木のスプーンも付けてくれるので
お天気のいい日に近くの鴨川沿いで
そのまま頂くこともできます
末富ブルーのテープを外すと・・・
白玉とぜんざいは別になっていて、
トレーから下のカップに移すと、
白玉でいっぱいになるくらい
もちろん、このままで手軽にいただけますが、
器に移すと、
下に沈んでいるなめらかなこし餡が
沢山入っているのがよくわかって、
それに餡がとっても綺麗
本当にきれいで滑らかな餡は程よい甘さで
冷たいぜんざいは喉越しよく、
ほとんど飲み物
このモッチモチの白玉が好きなんです。
艶々で、とっても柔らかくて美味しい
うちは、この末富さんの白玉か
虎屋さんの白玉のファン
末富さんに昔から伝わる製法で、
風味を損なわないように
じっくりと時間をかけて丁寧に炊き上げられた
厳選した粒よりの小豆のぜんざいには
粒も沢山入っていて、
たっぷり餡に絡めていただくのもお勧めです。
美味しくて、
疲れていたけど、元気が出ました
ちょうどお善哉が食べたいとおっしゃてた
連れのお母さまの退院見舞いに
一緒にお送りしたのですが、
美味しく食べていただいて
元気になって欲しいなぁ
税込810円と少し値上げされたように
思いますが、
それでもまた買ってしまいそうです。
満足
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本日も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。