大阪を中心に近畿に8店舗展開されている
「五感」さん
(カカオティエゴカンやプチプランスは除く)
こちらの阪急うめだ本店さんでの開店は
今から20年程前の2003年で、
北浜本館のオープンよりも
前のことなんですって
マサヒコオズミパリさんもそうですが、
どこから見つけてこられるのか
デパートの方のネットワークって
本当にすごいですよねー
阪急店でも
焼き菓子など色々と扱ってみえますが、
ショーケースは、
先月から苺を使ったケーキが沢山並んでいて
とっても春らしく華やか
この時期の
季節のアントルメは、
やっぱりいちごを使ったタルトで、
たっぷりのピンク色のクリームに
真っ赤な苺がぎっしりのせられた
とっても可愛らしいケーキ
店頭受取にはなりますが、
阪急さんでは
母の日仕様になった
こちらの完熟いちごのタルトが
現在
オンラインで予約販売されています。
五感さんと言えば、
やっぱりお米を使ったスイーツのイメージですが、
事業拡大のきっかけとなった
阪急うめだ本店での催事に出店された時に
どういうケーキを出すべきか考えられた時に
浮かんだ戦後の厳しい環境を
生き抜いてこられたた
「食べ物を大切にしろ」というご両親の教え。
食糧難であった時代から、
食品廃棄の問題、食料自給率の低下など、
食べ物に関する問題が山積となっている現代。
こうしたことを背景に、
「日本の農家さんたちとお菓子をつくろう」
と思われたそうです。
「お米の純生ルーロ」というヒット商品は
ここから生まれたそうです。
今ではよく耳にするグルテンフリーですが
すごいですねー。
グルテンを含まないお米のケーキは、
厚みを出すことができないので、
薄く焼いてロールケーキにし、
お母様の故郷でもある丹波の黒豆を、
中にはさんで商品とされたそうです。
これが「火・水・土・風・愛」をテーマに
国産にこだわった洋菓子ブランド
「五感」のスタートとなったそうです。
お店のHPにも
自然の摂を大切に、
おいしさを追求する五感の原点は、
「人」「鮮度」「旬」「風土」「素材」。
と、あるので、私は勝手に
味覚、視覚、聴覚、触覚、嗅覚
なのかと思っていたのですが、
単純な意味だけではなさそうです
このグルテンフリーの米粉のロールケーキにも
季節限定のルーロというものがあって、
今の時期は
「桜と完熟苺」
白いんげんでつくった
桜風味のコンフィチュールと
完熟苺を巻き上げた季節限定のロールケーキ。
最高のロールケーキを作るために
ギリギリの焼き加減にされていて、
皮がはがれやすくなっているそうですが、
そっと開けると
綺麗にフィルムがはがれます
濃いめの焼き色が美味しそうで
食欲をそそります
お店の焼印のお隣には
桜の季節にぴったりな桜の花びらが
２つ添えられています
とっても可愛らしいロールケーキ
手土産にも、ピッタリですよね。
新潟県内産コシヒカリ100%で
作られているそうです。
中はこんな感じですが、
見比べられるように
上にお店の断面図を載せておきます。
桜はほのかに香る感じで、
苺です。
米粉の生地はふんわりとしてますが、
小麦粉ほど膨らんだ感じも重たさもありません。
生クリームもたっぷり入ってますが、
くどくなく、かと言って薄いわけではなく
しっかり濃厚なクリーム。
なにより、沢山入っている
完熟苺の瑞々しさが
米粉のロールケーキにピッタリです
そう言えば、
高島屋さんの方の母の日のオンラインでは、
苺のロールケーキになってます。
カーネーションがとっても可愛らしいですね
タルトとロールケーキの他に
限定菓子はもう一つあって、
北浜本館限定(要予約)になりますが、
お菓子が2段のお重に詰められた
「花の風 二段重(税込5,400円)」
春の集まりの
おもたせにもいいですよね。
みんなでワイワイいただいたら楽しそう
全く予定ないけど、
パーティがあったら手土産にしたいくらいです
お花見にお弁当もいいけど、
こんなお洒落なデザートを桜の下で広げたり、
したいなぁ
京都もいよいよ枝垂れ桜は
いい感じになってきました
この桜のお話はまた今度に。