今日も1日お疲れ様ですニコニコキラキラ

 

 

阪急さんで先日、

販売予定数20個で

1日限りで予約販売された

「菊壽堂義信」さんの

「季節の生菓子詰合わせ4個入り」ビックリマーク

オンライン画面で目にした瞬間、

飛びついてしましました笑

…というのも、

 

菊壽堂義信さんは前々から

行きかったお店なのですが、

営業時間が

平日の10時から16時半まで。

しかも大量生産ではないので、

売り切れ次第終了のお店で

働いてる私にはなかなか行けないお店なのです。


阪急さんの案内にも

「通常阪急百貨店では取り扱いのない

今回のみの特別なご案内」とありました。

菊壽堂義信さんは

大阪市中央区の北浜にある

創業天保年間の老舗の和菓子屋さんビックリマーク


お店に伺ったことがないので、

今回の和菓子以外のお写真は

お店のInstagramや

大阪産名品の会さんの

お写真をお借りしましたあせる


驚くのは…

この菊壽堂義信さん、

お店に看板やのれんがかかってないということ。

知らない人だとなかなか出会えないですよね。


 

創業以来船場で和菓子をひとつひとつ

手間ひまをかけて丁寧に作ってみえる

お菓子はこんな風に飾られてるみたいです。

季節の生菓子から

いつでも購入できる名物菓子までありますが、


 

 

中でも私がずっと食べてみたかったのが

こちらの「高麗餅」ビックリマーク

昭和34年頃に

「お店でつかってるあんこを

そのままたべてもらえるお菓子を」

と考案された商品で、

歌舞伎役者の八代目松本幸四郎さんが

その名付け親なんですって。

高麗橋って場所からきてるのかと

思ってたのですが、

松本幸四郎さんの屋号が

「高麗屋」さんなので

そこから取られたのかも しれないですね。

 


棚の下の段に置かれていた「梅干し」は、

本物の梅干しではなく、

梅干しをかたどった可愛い羊羹生地のお菓子で

贈答に人気だそうです。

 

 

奥に掲げられている額は、

人間国宝の山城少掾直筆。

こちらの 店内喫茶では、11時から16時まで

生菓子を抹茶と共に頂いたりできるそうです。

 

 今回頂いた4個入りセットは、

 桜餅、草餅、花萌、菜の花きんとんの4種。

実はこの日急に夜の予定が入って

食べられなくなり、

桜餅の櫻葉がこんな風になってしまいましたが、

 それでもとっても美味しかったです。

 

 

桜餅は、

中はこし餡、

外は道明寺のいわゆる関西風の桜餅。

道明寺のモッチリとした食感と

桜の葉の風味が漂い春を感じる

お菓子は毎年要望があり、

3月4月も材料がある限り続けるそうで

桜の時期にいただくことができるみたいです。

 とっても艶々と綺麗な表面で、

桜の葉のいい香り。

 

 

菜の花 きんとんは、

 なかの餡がしっかり食感が味わえて、

餡というより、甘納豆みたいな感じの食感。


草餅

餅をよもぎを練り込んだ生地で包んだ生菓子。

よもぎを沢山使用しているので、

香りが立ち季節を感じる味わい。

この緑色は着色料を使わない、

よもぎの色のみでこんなに濃い緑色色に。

基本はこし餡だそうですが、

事前予約すれば粒あんに変更可能だそうで、

なんときな粉を使用した

アレンジもしていただけるのだそう。

 

花萌

中の白餡をピンクに染めて

外は白いういろ地で包んだ、

味も見た目も優しい生菓子。

良い香りで

私は酒蒸のようなお味のイメージでしたが、

お酒は入ってないみたいでした笑


はっきりした色味のお菓子も綺麗ですが、

このような控えめな少し品のある

お品はいかがでしょうかと

お店のメッセージにありましたが、

菊壽堂吉信さんの和菓子は

どれも上品な甘さで、

食べやすく

半分ずつではありますが、

結局一度に4種類ともいただいてしまいました。


阪急さんのおかげで

ようやく夢が叶って嬉しかったです。


今回どれもはっとするお味で

それぞれに美味しかったので、

今度はぜひお店にお邪魔したいです。


本日も最後までお付き合い頂き、

本当にありがとうございました。