クリスマス前のシュトーレンみたいに、
ここ何年かですっかり増えた
年明けのガレット・デ・ロワ
異文化を取り入れる力や順応性の高さ
に関して日本人ってホントすごい![]()
ご存知の方も多いと思いますが、
ガレット・デ・ロワはフランス語で
「王様のお菓子」という意味があり、
1/6のエピファニーの祝いの日に
皆が集まって食すお菓子です。
去年頂いたピエール・エルメ・パリさん
の
ガレット・デ・ロワ![]()
関西でパティスリーを取り扱ってみえるのは
ザ・リッツ・カールトン京都さんの中にある
ブティックだけ![]()
でも、こんな高級ホテル、
スイーツのお買い物でもない限り来られないから
目の保養にいいのですけど
(笑)
落ち着いた和の雰囲気を取り入れたホテルで、
静かで素敵な雰囲気のエントランス![]()
しかも香りが印象的で、
ホテルに入った瞬間に思い出す
いい香り![]()
ピエールエルメさんのデザートが頂ける
ロビーラウンジがあって、
ピエール・エルメ・パリさんのブティックは
その奥の反対側。
人気のカヌレやパティスリーの他、
パンや カヌレ等も扱ってみえます。
このオレンジとショコラのケーキも美味しそう![]()
無くなり次第終了だそうです。
でも、
この日はこのガレット デロワがあるので、
我慢![]()

ケーキと一緒に
お箱を開けるとこんな感じ
画像で見てたよりずっと
綺麗![]()
素敵![]()
ピスタチオとオレンジフラワーの
「ガレット アーリア(4,644円)」
本当は駄目だけど、
実は食べるのが翌日になってしまったのですが、
上の砂糖柄が全く薄くなってなくて、
しっかりきれいなままだったので、
それにも驚き![]()
入っていたフェーヴはこれでしたが、
2種類あるみたいで、今年はこちら![]()
因みにどちらか選ぶことはできません。
今回のエピファニーに際しても、
造形アーティストのジャンパオロ・パニーニ氏とのコラボレーションを続行していて、彼のデザインを施した壮麗な色合いのフェーヴになっているそうです。
円形や長方形やアラベスクが縦横に交錯し
た驚くほど多様な世界地図が
テイスティングトラベルに誘うもの。
ジャンパオロ・パニーニの創作の実績内容は
豊かで濃密で多様性に富み、素描、絵画、
イラスト、および編集に加えて、
ラグジュアリーブランドのエルメエス等との
コラボレーションのための
デッサンまで手掛けられているそうです。
ガレット・デ・ロワを切り分け、
たった一つのフェーヴを当てた人は
その日1日王様、または王女様になり
パートナーに王冠を被せ、
幸せを分かち合うことができ、その幸運は
1年続くともいわれているそうです![]()
当たっても当たらなくても
一緒に食べれる関係の人と
幸せを分かち合うなんて、
素敵なお話![]()
1/6はキリスト教の暦で「エピファニー」。
元来、イエス・キリストの降誕を祝う日でしたが、今では東方の三博士(メルキオール、カスパール、バルタザールの3人の王・ロワ)が幼いイエスを礼拝するために訪問したことを祝う日とされているそうです。
14世紀から続くフランスの伝統菓子
「ガレット・デ・ロワ」は
この祝いの日に食されます。
元々は一種の宗教的儀式でしたが、
今では皆が集まり、
和気藹々とスイーツを堪能する
一家団欒の伝統行事として楽しまれているケーキ。
こちらのガレットは180℃に余熱し
たオーブンで5~8分温めた後、
しばらく(約10分)常温においてから
いただくのがおすすめだそうです。
そのままでもサクサクと頂けましたが、
お勧めの温めるを試してみると
こんな感じに
綺麗な表面
うっすら模様が浮き上がってます。
パートフィユテ、ピスタチオとオレンジフラワー風味のアーモンドクリーム、ピスタチオのプラリネ。
「スイーツ好きを唸らせるパートフィユテが
散在感を発揮するや、堪らないほど美味しい
ピスタチオ入りアーモンドクリームが壮麗な
姿を現します。このアーモンドクリームは
オレンジフラワーで風味づけされた上、
サクサクなピスタチオプラリネで
コーティングされています。」
「是非新年の願いを唱えながら、
さくさくとした完璧な逆折込パイ生地による
繊細な味わいと柔らかなクリームとの
コントラストが見事なガレットを
堪能ください。そうすれば、
必ず幸福の望みがかなえられることでしょう。」
と書かれていました。
確かに生地がサクサクしていて、
上の砂糖のかかった部分は温めると
しっとりするような…
食感もクリームの味わいも美味しかったです。
今回のガレットも楽しく頂きました。
皆様とも今年1年の幸せが
分かち合えますように…![]()
本日も最後までお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。




































