今日も1日お疲れ様でした
ここ十数年、この時季が来ると
必ず毎年頂く和菓子があります。
そのお菓子があるのは、
大阪市の新町にある「廣井堂」さん
ご夫婦で営まれている小さな和菓子屋さんですが、
創業は明治10年の老舗
お店の上に掲げられた看板は戦火を逃れ、
三代目に繋ぐバトンの様に
「御菓子司 廣井堂」を再生させてくれたそうです。
今の店主さんは五代目
そんな廣井堂さんで、私が大好きなお菓子は
”栗むし羊羹”
とても人気で、私の記憶だと
当日分に出会えることはほとんどないです。
私が事前予約して受取に行ったこの日も
「事前予約で完売」と書かれていました。
とてもシンプルな店内は
いつ伺っても小ぎれいにされています。
羊羹などの生菓子や焼き菓子、
あられなども置かれています。
暑い時期は、ケースの中は寒天等の
冷たい和菓子も扱ってみえましたが、
今はこんな感じで
しんまちや栗羊羹が並んでました。
この日は、プレゼント用の包装と、
自分家用のお箱なしの半本サイズを1つずつ。
廣井堂さんは他のお菓子も美味しいので、
小さな焼き菓子も少しいただいきました。
今年の栗むし羊羹は9/15から販売されました。
大体12月下旬頃に栗がなくなると
終わってしまうのですが、
この羊羹が終了すると伺うと
「今年ももう終わりだなぁ」と
季節感を感じてしまいます(笑)
廣井堂さんの栗むし羊羹は、お日保ちが
4日間と短いため、
毎日早朝から造られているにもかかわらず
製造時間が数時間かかるため、
お店は朝9時から営業されていますが、
お渡し時間は
10時前後からとなっているそうです。
また、製造できる数に限りがあるので、
基本予約販売となっているそうです。
予約方法は年によって変わるかもしれませんが、
今年のHPによると、
予約は電話か来店のみで、
1か月以内の日まで予約できます。
逆に1週間前までの予約は
希望通りの本数いただけるそうですが、
1週間以内は製造数に空きがあれば頂ける
という感じみたいです。
因みに地方発送もしていただけるので、
贈り物にもいいですよね。
(来店できない場合の支払い方法は
代引きか、振込のみ)
箱なしでも十分お渡しにできるくらい
綺麗に包装されています。
竹皮を開けると・・・
ずっしりと重い羊羹が登場
こちらでハーフサイズです。
もうすでに美味しそう
栗むし羊羹(半本サイズ 箱なし)税込2,700円
先日、
今年2回目の栗むし羊羹を頂きに行った時に、
おかみさんが
切り口によって見え方が変わってしまうけど…
っておっしゃてましたが、偶然なのか
どこを切ってもこんなに
大きな栗の切り口が出てきました。
大きすぎて羊羹の部分より
栗の方が大きいくらい
こんな大きな栗のお菓子、
他ではなかなか出会えません
普通の羊羹と違って、やさしい甘さと
やわらかい食感の羊羹が栗のお味を引き立てます。
この日頂いた小さなお菓子については
また今度にします
本日も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。