今日も1日お疲れ様でした
明日は十五夜
昨日のfujifranceさんは洋菓子でしたが、
私の好きな和菓子のお店でもお月見に因んだ
可愛らしいお菓子が色々販売されていて、
赤福の五十鈴茶屋さんや
京菓子司末富さん、
とらやさんや
nikinikiさん…などなど。
どれも可愛くて、
お写真で眺めているだけでも
十分楽しいと思いつつも、
先日「鈴懸」さんに伺った時に
お月見うさぎが並んでいて、
やっぱり我慢できずに買ってしまいました
鈴懸さんからは他にも月見団子や
petit usagi(伊勢丹新宿店限定)が出ています。
この前の連休の時に行った博多座の目の前に
鈴懸さんの本店があります。
カフェも併設されているこちらのお店、
観劇の後覗いたらすごい人で入るのを断念
・・・というわけで、本店さんは残念ながら
覗けませんでしたが、月見うさぎは、
いつもの博多駅のお店で購入しました。
元々、目的のお菓子は違ったのですが、
あまりにも美味しそうな和菓子が沢山並んでいるのでついついつられて予定外に頂いた
お月見に因んだ「月見うさぎ」と、
満月の様な「栗どらやき」。
この時季ならではの大好きな栗づくしです
鈴懸さんは、1923創業の博多の和菓子のお店
「現代の名工」に章された初代中岡三郎氏の
教えにもとづいて、博多の風土に豊かに
育まれてこられたそうです。
なんと、大阪には鈴懸さんはないんです
阪神梅田本店の催事に出店される時はいつも
すごい列ができる程大阪でも人気のお店なのに。
…またも、
東京にも名古屋にも出店されてるのに、
何故大阪だけない問題(笑)
なので、
博多に行くとついつい余分に買ってしまいます
…と言っても生菓子なので沢山は食べられないので
厳選して買わないといけませんが…。
「月見うさぎ」で少し早いお月見を…
お月見をする習わしがある十五夜とは、
旧暦8/15の月を指し、
「中秋の名月」とも呼ばれ、
今年は9/29の明日になります。
この頃は、芋の収穫期にあたるため、
「芋名月」の別名もあるそうですが、
米の収穫時期に重なったことから、
農耕の神様とされる月神、月読命に
米で作った丸いだんごを月に見立てて供え、
米の豊作を祈願したことが始まり
とされているそうです。
鈴懸さんの連載「すずなり」によると・・・
「秋の夜空は澄み渡り、月が美しく輝きます。今の時季は一年を通して大気中の水蒸気量が少ないために空気が澄み、月がくっきりと見えるのです。また秋の月は、夏や冬の様に高すぎたり低すぎたりせずに、人の目から見てちょうど良い高さに昇ることも月を美しく感じることが出来る理由の一つのようです。特に一年の中で最も美しいとされるのが中秋の名月」だそうです
そして、その中にこんな素敵な言葉がありました。
「お月見と言っても、月見団子を用意したり、すすきを飾ったりと構えることなく、美しい月を理由に今だけの時季を楽しむくらいの方が、今を生きる私たちの暮らしには丁度良い豊かさを添えてくれる気がします。もちろん折々の行事に合わせ、室礼を楽しむことも素敵です。それぞれの暮らしに合わせて、感謝したり楽しんだりできたら、日々をもっと楽しく過ごせると思うのです。十五夜となる29日まで三日月や半月と月は美しく輝きながら毎日姿を変えています。」
確かに、そんな風にこの日に絶対こうしないといけないという気負いなく、何も持たずゆったり月を浴びながら自分を癒してあげるような穏やかな時間もこんな日常の中では大切かも
…とは言え、私は花より団子なので(笑)、
「栗どらやき(税込281円)」
ほっくりと蒸した熊本県産渋皮栗をまるごと一粒入れ、栗の風味を豊かに味わえるように甘さを抑えて炊き上げた北海道十勝産小豆の粒あんを添えて、とら模様に焼いた生地ではさまれたどら焼き。


全く気がつかなかった
でも、表の香ばしく焼けた色味も食欲をそそります。鈴懸さんの粒餡、ホント美味しいですよね
真中の大きな栗が本当にほっくりとしていて、つぶ餡のやさしい甘さの中で、しっかり栗の甘みが感じられて、とても存在感のあるどらやき。
お月見うさぎ(税込389円)
なぜか中のお写真を撮り損ねていたみたい
ふんわりとした薯蕷生地で、
栗きんとんの餡のお味がすごく効いていて、
私は大好きなお味
もしかしたらもっと甘ったるいのかなぁって
思っていましたが、
全然そんなことはありませんでした
見た目とおりのシンプルで、
上品なやさしいお味
やっぱり鈴懸さん美味しかったです。
この日の目的のお菓子が何か言い忘れてましたが、
また今度にします
因みに、このお月見うさぎは
9/17〜10/1と、10/25〜28に
分けて販売されるそうです。
これは、今年の十五夜が9/29、
十三夜が10/27に当たる為かなぁと思います。
十三夜は「豆名月」「栗名月」とも呼ばれ、
十五夜の次に美しいとされているそうです。
十三夜は新月から数えて13日目で、
満月には少し欠ける月、
十五夜は満月、もしくは満月に近い月となります。


本日も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。