今日も1日お疲れ様でした
カバー画像は、月見団子やおはぎですが、
9月は日本らしい美しい行事が続きます。
「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒や栗ご飯を
楽しむ「重陽の節句(9月9日)」や、
今年は9/29になる十五夜のお月見。
一年で最も美しいとされている
「中秋の名月」を鑑賞し、満月に見立てた
まぁるいお月見団子を供えます。
そして、今回のおはぎが登場するお彼岸
本来の意味も忘れ、和菓子好きの私は、
それぞれ行事に合わせて発売される
趣向を凝らしたお菓子が何より楽しみ
早速、1日に頂いたのは、赤福さんの朔日餅
そんな大人気の朔日餅ですが、
今月の「萩の餅」は、
6個入の"小箱"と10個入の"大箱"、
9個入の"化粧箱"の他、
本店と
EXPASA御在所上り赤福茶屋限定の
お店でいただく
「お召し上がり(2個入)」(税込250円)が
あります。
当日中なので、うちはいつも小箱を頂きます。
朔日餅の包装紙は伊勢千代紙ですが、
毎月それぞれのお菓子に合った
デザインが描かれていて、"稔りの秋"の
今月も、優しい色合いでとても素敵
お箱を開けると…
小ぶりの艶々としたおはぎが出て来ました。
素朴でシンプルな和菓子は、
ほっこりとする綺麗さです。
萩の餅(小箱 税込700円)
"9月、収穫の喜びは古人は、おはぎをつくって祝いました。おはぎの小豆を、咲き誇る萩の花に見立てた名。"とのこと。
そう、「萩の餅」は
赤福さんの特別な呼び方ではなく、
おはぎの別名なんです
秋には萩の花に見立てておはぎ、春は牡丹にみたてて牡丹餅というのは広く知られていますが、このお菓子には他にも沢山の別名があります。
搗いた(着いた)ことがわからないことになぞらえて、夏は「夜舟」。
冬は、北側にある窓からは月が見えない、月(搗き)知らずから「北窓」。
という季節での呼び名もあれば、「彼岸餅」、「隣知らず」、「やわやわ」、「半殺し」なんて物騒な名前まで(笑)
もちろん、地域によって、材料によって、形状やお餅や餡の状態によっても呼び方の違いがあるみたいですが…名前を変えて沢山の方に親しまれてきたおはぎ。
赤福さんのおはぎは、確かに萩の花々が咲き乱れてるように小豆の粒が沢山見えて、素朴だけど綺麗でほっこりする見た目。少し、食感の残るお餅が、まわりに程よくたっぷり被せられた餡と、ちょうどいい塩梅に口の中で混ざります。そう言えば、こちらの萩の餅には、ほんのり塩味が効かせてあるそうで、これが餡の甘みを上品に引き立てるのかも。連れが「甘くて美味しい」と言ったのですが、砂糖の甘さが強いものは嫌がるのに、これは喜んで食べてたのは、砂糖砂糖した甘さではなかったからなのかもしれません。
餡は赤福さんなので、言うまでもなく美味しくて、
お彼岸の時もまたいただきたかったなぁ
残念だけど、また来年
萩の餅は、温かいお茶とともに召し上がってくださいと添えられていました。
そう言えば、秋ももうそこ
もうすぐ温かいお茶が美味しくなる季節ですね。
そして、来月はすっかり秋らしく、「栗餅」
旧暦の重陽の節句に合わせて、栗のお菓子なのだとか。1日は日曜日ですが、予約しようかなぁ
本日も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。