昨日の赤福氷の二見のお話の続き。
JR二見浦駅は、夫婦岩を模した
小さな可愛らしいガラス張りの駅舎。

古民家風のおしゃれなお店で、テイクアウトのお弁当やコーヒーもされているみたいです。海に持って行って食べても楽しそうでしたが、さすがに暑いのでお店の中でいただくことに
ここは両親が昔から好きで、私は時々連れてきてもらっていました。私達は、
「卵とチーズの焼カレー(1,150円)と、
いつもの「和牛 ハンバーグ定食(1,200円)」。
少し濃い目のソースが白ごはんに合います。ハンバーグはふんわりとしてとっても柔らかいんです因みに、其々のハンバーグに和牛と松阪牛が選べます。
それから、二見海水浴場で泳いで、
赤福氷を頂いたのが前回のお話
タイミング悪く、
次の電車まで40〜50分あったので、
夫婦岩を見たことがない連れのために
急足で二見輿玉神社へ。
夫婦岩は古来より、日の出遥拝所として知られてきました。沖合約700m先には猿田彦大神縁りの輿玉神石(霊石)が鎮まり、夫婦岩はこの輿玉神石と日の出を遥拝する鳥居とみなされているそうです。
境内には御祭神のお使いとされる二見蛙(無事にかえる、お金がかえる)が多数奉納されていて、
至る所にカエルが飾られています。
そう言えば、二見の赤福さんでも「赤太郎」らしきお人形と蛙が一緒に飾られていました。
赤福さんも1707年創業ととても古いのですが…
今日のお菓子がある
「御福餅本家」も
1738年創業の280年を超える
二見の老舗の和菓子のお店
こちらの「御福餅本家」さんは元文3年、
伊勢に訪れる旅人に
餡餅をお福わけしたことから始まり。
「御福」の名は二見輿玉神社にある
天の岩戸に祀られる
神のアマノウズメノミコトの通称が
「御福さん」であることに因むそうです。
2024年春、新社屋にて新たな甘味処を
オープンされるのだとか。
海辺の松林を歩いていた時に
建設中の建物を見つけました
来年には素敵な景色を見ながら頂けるのかも。
楽しみです
こんなにバリエーション豊富に
父に頼まれたお土産を買いにきたのですが、
せっかくなので、
こちらの可愛らしい包み餅も一緒に購入
サンリオと御福餅本家の新作のコラボ商品。
コーヒー味のシナモンロールの包み餅とありましたが、コーヒーとココアパウダーが入っています。
とても柔らかいお餅にふんわりコーヒーの香り。

そして、こちらが父に頼まれた今日のお菓子、
お勧めのアイスキャンディ
「お福アイスマック」
アイスマックって何って感じですが、
「お福アイスマック」は、
Merchant Azukibeans Candy
のMAC
から名付けられたのだそう
横文字がハイカラだった昭和24年に
御福餅本家の7代目が名付けたアイスマック。
御福餅と同じく職人が作る、
口あたりなめらか、後味さっぱりの
こしあんアイスキャンディ。
溶けてしまったアイスですが…
表面はこんな感じで
とっても滑らか
素朴な見た目ですが、
とってもクリーミーで、濃厚なこし餡のアイスキャンディは、昔から変わらぬ美味しさです
北海道産小豆「きたろまん」のみを使用したこし餡アイスで、伝統の美味しさとありましたが、
このアイスなんと、昭和24年発売
74年の超ロングセラー商品なんです
因みに、7/1に
「井村屋あずきバーの日」を迎えた
井村屋さんも意外に
三重県の松阪が始まり。
創業1896年の、120年を超える老舗。
そんな井村屋さんの私の大好きな
あずきバーが誕生したのが、
1973年
今年50周年を迎えるそうですが、
それよりもさらに20年も遡るのですね。
私の子供の頃の思い出の味でしたが、
そんな頃から販売されていたなんて、
すごいです
溶けてしまってもとっても美味しい
歪になってしまったバーを持ちながら、
家族みんなで楽しくいただきました(笑)
御福餅さんのアイスマックは、
10本入1,500円でオンラインでも
販売されています。
他にも、御福餅さんでは、
(この日は頂くことはできませんでしたが、)
かき氷も販売されているみたいです。
この駅へ続く参道には、他にも趣のあるお店が並びます。
この日さすがに、これ以上買えませんでしたが、創業大正2年の100年を超える糀仕込みの本酒素(さかもと)饅頭のお店も
お酒や酒粕を使用せずに糀を自然発酵させた生地で北海道北見産の小豆100%の自家製餡を包んだお饅頭。
賑やかな内宮の参道も楽しいですが、風情のある長閑なこの町歩きもとても楽しかったです
一度、二見シーパラダイスも行ってみたいし、また、次回訪れた時はどのお店で甘味をいただこうか…
楽しみです
本日も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
せっかくのお盆休みですが、台風の影響のある地域の皆様、くれぐれも気をつけてお過ごしください。