「祇園 緑寿庵清水」さん
祇園四条花見小路通りから一筋目を西に入った
町家の京都らしい上品なお店。
日本「唯一」の金平糖専門店です。
本店の「緑寿庵清水」さんは1847年創業され、現在も同じ京都・百万遍の地にお店があります。百貨店でも取り扱いされていますが、種類が揃っているのでこちらの「祇園 緑寿庵清水」さんが2019年にオープンされ、四条でお買い物がてら、ちょっと覗いてみたい時にとっても便利になりました
専門店だけあって、色々な金平糖の種類が豊富
お土産にもピッタリなお手頃価格の「小袋(税込各648円)」(定番の金平糖は13種類)から
そして、私がずっと欲しいのは、
「お正月限定 初売りから販売」される
十二支ボンボニエール。
で、今日の金平糖は・・・
6月の限定商品みたいでしたが、(私が行った6月最後の週末は)京都の伊勢丹さんでは販売終了となっていたようでした
こちらにお電話で問い合わせしたところまだ販売されているということでしたので、取り置きをお願いしてから伺いました。電話対応もとっても丁寧です。
その商品がこちら![]()
この日はまだ、店頭にも飾られていました。
「星に願いを(税込2,160円)」
涼し気な七夕の金平糖。綺麗ですよね![]()
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昨年は、阪急うめだ本店のお店でも取り扱いがあったような気もしたのですが、今年はなかったように思います。
このお箱、思った以上に結構長さがあるのですが、ちゃんとぴったりの紙袋が用意されています。
七夕の笹が描かれた包みを開けると…
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金平糖の短冊が結ばれた笹が入っていました。
いつまでも夢と希望を失わないように
「星に願いを」と、
願いが叶うように星の形をした金平糖に込められているようです。
でも、こうして作られた金平糖は甘みや食感が違うような気がします![]()
甘過ぎることが多いので普段は金平糖を好んで買わないのですが、こちらのチョコレートの金平糖を昔プレゼントで頂いてから、緑寿庵清水さんの金平糖だけは自分でも買いに伺います。
たまにですけど・・・![]()
金平糖にはレシピがなく、五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技で、砂糖の金平糖が作れるようになるのにコテ入れ10年、蜜かけ10年と言われているそうです![]()
風味のある金平糖は砂糖の金平糖を作る以上に大変難しいことなのだそうです。
この笹には、そんな贅沢な金平糖が彩よく沢山結ばれています。
左から順に「苺」「天然水サイダー」「檸檬」「蜜柑」
そして、今日頂いた紫色の「巨峰」
私のお写真だと、ワインの様な濃い紫ですが、
実物はもっと薄くて上品な藤色です。
とっても綺麗![]()
沢山の結晶の様なイガイガを纏った小さな粒が光に当たるとキラキラして本当に星みたい![]()
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口の中に入れると、本当に巨峰の香りが広がり、軽くてカリカリとした食感。
程よい上品な甘さです。お茶でいただいたら、疲れもとんで、とってもほっこりとした気分に浸れます。…なんだか今ならどんな願いも叶いそう![]()
(・・・そんな訳もなく、単純な私(笑)ですが)
そう言えば、今年の大河でも家康が「コンフェイト」なるお菓子を苦労して手に入れる場面がありましたが、金平糖はポルトガルから1546年に日本にもたらされ、ひときわ美しく人々の目を惹いたお菓子だったのだそう。当時は公家や高級武士しか口にすることが出来ない貴重な品で、製造法は一切秘密だったのだとか。砂糖も貴重な時代、当時の方にはどの様に映ったのでしょうね。
今月7月は、京都の夏の風物詩の祇園祭に因んだ「風のたより(税込988円)」が販売されるそうで、この時季にぴったりな爽やかな天然水サイダーの金平糖だそうです。
そう言えば、こちらの金平糖をいただくきっかけとなった「究極のチョコレートの金平糖」。
今年も自分で予約して頂いたのですが、まだブログにしてなかった![]()
長くなるので、今度書きますので、またよろしければ是非お付き合いください。
こちらは、バレンタイン用で年明けの販売ですが、早く予約しておかないと手に入らない人気の商品です。本当に色んなお菓子がありますよね。
本日も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


















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