阪急うめだ本店 とらやさんにありました。
大阪でも月2回だけ
とらやさんの生菓子が頂ける日があり、
第4木曜日の先週は、そのうちの1日
この日は、
その時季に販売されている生菓子のうち、
3種類が販売されます。
今回は、
緑とピンクでコーディネートされたように
同じトーンでまとめられていて、
可愛らしい
こちらの2つを頂きました
「宇治の里(税込540円)」
私のお写真の腕が拙いので
分かりずらいかもしれませんが、
実物はさらにお茶の緑色が
鮮やかに綺麗です
こちら(宇治の里)は、
見本が1つだけ置かれているものの、
その理由は…
この綺麗な緑色
濃厚な味わいで大好きですなのですが、
この美味しさを保つため、
「石臼で挽かれた抹茶」は、
挽く製造工程を暗闇の中で行ったり、


「宇治の里」は、名前の通り、
宇治抹茶を使った和菓子。
宇治茶は言わずと知れた
高級茶の名産地。
「求肥生地で飴餡を包み、宇治抹茶と徳島産の和三盆糖を合わせてまぶした、抹茶の風味と季節感あふれる色合いが特徴。初出年は1802年。」
飴餡とは、生の餡に砂糖や水飴を混ぜて練り上げた、柔らかく粘り気のある餡の事だそうで、たしかにねっとりと濃厚で、とっても艶やかな餡です。
抹茶(粉)で包まれているので、
お抹茶の風味もしっかり味わえますが、
飴餡の甘味も強いので、
渋いお抹茶にも負けず映えるお味。
もう一つの
色合いが可愛らしいこの生菓子は、
「岩根のつつじ(税込573円)」
「岩根のつつじ」は、大きな岩の根元に咲きこぼれる色鮮やかなつつじを、緑の生地と紅のそぼろで表しているそうです。
こちらは先程の「宇治の里」より少し古い1800年(初出年代)
そんなツツジのお花を模したこのお菓子もとっても色鮮やかで華やか
私の好きな小倉餡入、羊羹製です。
やっぱり、上品で美味しい
関西で親しまれている上生菓子の製法に、餡に小麦粉などを混ぜて蒸し、もむ「こなし」というものがあり、虎屋さんではこのこなしと同じ製法を江戸時代には「羊羹仕立」、明治時代後期以降には「羊羹製」と呼んでいるそうです。
今日の和菓子は、生菓子を扱われている店舗で明日5/30まで頂く事ができます。
そして、6/1からはお菓子も衣替え
一足早く販売される「更衣」は毎年3日間だけ店頭に並ぶ生菓子。6月の衣がえにちなんだお菓子で表面にもうっすらと掃いた和三盆糖が涼やかな絽の衣を思わせる凛とした意匠。
とっても綺麗ですよね
5/30〜6/1で平日の3日間なので、残念ながら私は頂くことはできませんが、予約もできるそうです
そう言えば、阪神梅田本店のたねやさんの「生とらやき抹茶」もそろそろ終わりなのではと残念に思っていましたが…
昨日頂いた時にスタッフの方に聞いてみたら、6月下旬まで販売延長されたらしいです
いつも夕方には売り切れになっていて、人気の商品でしたので、嬉しい
相変わらず、お抹茶クリームと生クリーム、粒あんがたっぷりでとっても美味しかったです
もう一度期間中に食べてしまいそうです
本日も最後までお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。感謝です。