季節の節目は節分と呼ばれ、
古くから厄を除ける儀式が行われ、
旧暦の大晦日にあたる立春前夜の節分は
とりわけ盛大だったと伝えられているそうです。
平安時代の宮中で行われた追儺(ついな)では、
鬼に扮した舎人(とねり)を追い立てることで
穢れを祓い、新年を迎えたそう。
追儺とは別名「鬼やらい」とも言うらしいですが、追儺が姿を変え、
「鬼は外 福は内」の掛け声で煎り豆を投げる行事へと変化していったということらしいです。
節分のお菓子と、
出世そばと恵方巻きを買って、準備万端
木蓋のお箱のお菓子は
「たねや」さんの
「富久豆(税込2,592円)」
阪神梅田本店さんのディスプレイ、
とっても綺麗でした




そして、中からはやさしいお顔のお多福さんのお面が出てきます。
お多福さんのお面づくりには、職人の繊細な感覚からうまれ、たおやかな手作業が欠かせず、丁寧な型押しや、ふくよかな微笑を描く筆遣いは、和菓子職人ならではの職人技なのだそう
裏面はこんな感じで、艶やかです。紐を通す穴もちゃんと開いています。そう言えば、紅白の紐が添えられていました。
思った以上に厚みがあってしっかり重厚な感じ。
このお多福のお面は食べることもできますが、福招きの壁飾りとしても使えるそうです。
実家には…
去年の物を母が後生大事に玄関に飾ってます
お面に添える豆菓子には、節分に縁ある大豆の中でも、大粒で甘みのたる北海道産の「たまふくら」が使われているそうです。豆本来の甘みや香ばしさを活かし、衣がけの砂糖をうっすら控えめにしているそうです。
「富久豆」の商品ページに、鬼のお面のPDFにして載せてくれてます。
ちょっと渋くて、おしゃれな感じ
https://taneya.jp/fukuasobi/pdf/setsubun_oni.pdf
夕飯には、
大阪のおうどんの老舗の今井さんの出世そばを用意してました。
全ての具材がセットになった温まるだけのお品。
旧暦の大晦日に、節分に健やかな春の到来を祈るお蕎麦。昔から歌舞伎界でお揚げと菜葉の入ったお蕎麦を節分に食べて「名(菜)を上げ(揚げ)る」との語呂合わせで縁起を担ぐ話を聞いて作られたものらしいです。
確かに、歌舞伎役者さんのブログでもそのお家のお蕎麦を載せているの見たことあります。さすが、大阪の松竹座そばのお店ですね。
出世して、うちの家計が上がりますようにと願いを込めて今年も買ってきていたのですが、
肝心の連れが残業でご飯が食べられる様な時間に帰れず、翌日同じく今井さんのテイクアウトの親子丼と一緒に2人で美味しく頂きました。
この親子丼は丼グランプリにも輝いたことがある有名なら親子丼
というわけで、節分当日は1人で恵方巻きだけを頂きました。
京都の鯖寿司の名店、老舗のいづうさん。
うさぎ型の切り口の綺麗な鯖寿司のお店。
阪急うめだ本店さんのネット予約していたもの。
これも毎年お願いしてるもので、具材は至ってシンプルで地味かもしれませんが、本当に美味しい
長年継ぎ足した出汁で炊いた椎茸、厚焼き玉子の甘さも、すし飯のお酢の加減も本当に絶妙
さすがです。海苔も全くベタベタ感がない。また、来年もきっとコレです。阪急さんのおかげで頂けて、本当ありがたい
たねやさんでは、バレンタインが終わったら、春らしい彩りの上巳の節句のお菓子、
「ひなの節 春三色」が販売(2/15〜3/3)されるそうです。
左からしぐれ、桃もち、草もち。
草もちは、美味しくて単品で売っているのをよく頂くのですが、お気に入りの桃もちは単品がなく、これでしか買えないので、販売されるの楽しみです
とっても美味しいんですよ
本日も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。