今日1日は、伊勢神宮の年越しの時に立ち寄った
「赤福」さんの
月に一度売り出されるお菓子、
「朔日餅」の日でした。
伊勢には毎月1日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りするそうです。赤福本店さんでも、お正月を除く毎月1日に「朔日餅」を」用意して、朔日参りのお客様をお迎えされています。
お店で朔日餅を頂ける「お召し上がり(2個入 税込250円)」は、本店と「EXPASA御在所上り赤福茶屋」のみですが、有機農法によって育てられた「伊勢茶」で年間のうち5月上旬しか摘めない「特上煎茶」といただけるそうです。
お持ち帰りの朔日餅は、三重県以外に、
名古屋・大阪・兵庫の百貨店でも
予約購入することができるんです
私は毎月頂くわけではなく、好きなお餅の時だけ予約してます。・・・というわけで、今日は予約した朔日餅の受取に行ってきました。
お餅には、お菓子の説明書きと大きな黒文字が添えられています。
朔日餅のお包みは、伊勢千代紙です
とても春らしい絵柄
春を満喫する曼荼羅そのもので「立春大吉」を包んでいるそうです。
「立春」は、二十四節気の”元日”
全日の大晦日には、豆をまいて一年の邪気を打ちはらい、また新しい年を健康に過ごせるよう黒豆を食べるのが風習で、これが「節分」なのですって。
因みに、お写真の節分豆は、今年も近くの神社で頂いてきました。
御利益がありそうな気がして…今年もお参りがてら頂いてきました。さっきフライングで少し味見したら美味しかったです(笑)
黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福。
一つ(右)は、大粒の黒大豆とつぶ餡を餅生地で包み、
もう一つ(左)は、こし餡と大豆を包んだ餅生地にきな粉をまぶしたもの。
お餅と豆の食感を楽しめる和菓子です。
とっても柔らかくて、優しいお味きな粉の方のこし餡は赤福餅の餡の様な上品な感じの甘さ。
粒餡は大きな豆のしっかりした食感と餡の甘みが楽しめます
私は、どちらかというとしっかり餡を感じられるこちらの方が好きですが、こし餡好きの連れはきっときな粉を選ぶと思います(笑)
”「鬼は外、福は内」、皆様がまめに過ごされ、ますますご繁栄なさいますよう”
という想いが詰まったお菓子、とっても美味しかったです。
そう言えば、2/15にジェイアール京都伊勢丹に赤福直営店舗を出店されるそうです。京都府での直営店は初出店だそうで、和洋菓子ブランドの五十鈴茶屋さんの商品も販売されるんですって。朔日餅もですが、私の好きな五十鈴茶屋さんのシュークリームやケーキも販売されたら嬉しいなぁと密かに楽しみにしています
因みに、朔日餅は…
来月3月は、上巳の節句にちなんだヨモギの色と香りを楽しむ「よもぎ餅」