今日も1日お疲れ様でした。
本日1/15は「小正月」。
松の内を1/15までとする関西では、
門松などのお正月飾りも今日まで。
お正月気分もいよいよ終わりですね
早朝に食べることから「あかつき粥」(綺麗な名前)などと呼ばれる、米と小豆を炊き込んだ「小豆粥」もこの日の朝に食べるのだそう。
今日は、小豆に因んで私の大好きな「おはぎ」について私はこちらのおはぎを「日本一
」と思っています
京都の祇園にある「白」さん。
四条通りから少し入った静かな通りにある
"むしやないと和菓子"の素敵なお店
むしやない(虫養ない)とは、腹の虫に食べ物を与える意で、軽く小腹を満たすことや、そのお食事のことを指し、西日本で使われる言葉だそうです。
窓際に置かれた棚にはこの時季、
へしこ寿司や麩すしなどのむしやないや、
とち餅や、柚子みつ羹、干果(干柿の中に百合根の餡と金柑の蜜煮を詰めて蕗のとうをしのばせたもの)などが並んでいました。
戎さん終わりのこの時季はお客様が少し落ち着いていたみたいで、たまたま前を通りかかり覗いた時間でもおはぎを頂くことができましたラッキー
この日も美味しくお茶とお茶菓子をいただいて、おはぎを提げて幸せな気持ちで帰宅。
「白」さんについては以前にも書いたことがありますが、私はずっとこちらのおはぎが大好きでした
ファンの方も多く、度々雑誌やメディアにも紹介されていて、前から人気の商品でしたが、ここ2年程販売をお休みされていました。
昨年春にブログを書きだした時に「白さんのおはぎがいつかまた販売されて、ブログに書けますように」と思って、私のブログのアイコンにさせていただいてたのです
案外早く願いが叶ってしまいましたけど…
その位大好きなおはぎが昨年9月にようやく販売開始されました
今でも普段早い時間に行くか、予約しないと売り切れてしまっていますが、販売再開された当初はなかなかお電話も繋がらなくて結局週末の早い時間に直接伺った記憶があるほど(笑)
手土産にもとっても喜ばれそうな
竹皮のお箱の包みの
「おはぎ(6個入税込2,000円)」
そう言えば、お手提げの袋が変わっていて、こんな感じに沢山の一文字の漢字が書かれたデザインになっていました。どんな意味なのでしょうね
そして・・・蓋を開けると
和三盆糖とともに炊いた甘さ控えめの小豆とやわらかなもち米のおはぎ。
見てくださいこのあんこ。隙間なくぎっしり。
切れ目が分からないくらいですが、添えていただいてる木のへら(詳しくないので、これも黒文字というのかどうかわからないのですが)ですくうと、ちゃんとひとつづつとれます
和三盆をつかってみえるので、上品な甘さです。こんなにたっぷりの餡で包まれていても全然甘さ控えめで、中の餅米もほのかに甘さを感じられるくらい
餡がみずみずしくて、まるで水分をとっているかの様。
以前マツコの知らない世界のおはぎ特集の際だったかに、こちらのおはぎで「飲み物みたい」というコメントがあったように記憶しているのですが本当にその通りです
とっても美味しい
お正月の締めに大好きなおはぎがいただけて本当にしあわせ
日本茶と頂いて、心もお腹も落ち着きました。
「いづう」さんの「う」は初代いづみや卯兵衛さんの「卯」。
そして、この美しい切り口は、寿司飯でうさぎの姿を表しているそうです。綺麗なだけでなく、本当に美味しいです。
今年の始まりにぴったりの縁起のいいお寿司と、
今日も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。