3連休中日、今日も一日お疲れ様でした
今日は、フランスの新年には欠かせないお菓子
「ガレット・デ・ロワ」
この日は、あいにくの空模様
鴨川のほとり、東山三十六峰を一望できる京都の五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」さん
今日の「ピエール・エルメ」のデザートを中心としたアフタヌーンティーも頂ける
1Fの「ザ・ロビーラウンジ」には、
この素敵なお庭を背にしたテラス席もあるそうです
入口にはお正月らしく門松
左右で違うお色の葉牡丹が素敵
クリスマスの時はツリーが飾られていた
エントランスのスペースも
竹や松を使ってお正月らしい彩に
ピエール・エルメのブティックは、
1Fのこの奥右手にあります。
とっても綺麗ですが、
この日はマカロンではなく…
こちらの
「ガレット・デ・ロワ」を頂きにきました
新年を祝うお菓子にふさわしく素敵な飾りつけ。
お写真が綺麗に撮れず見えずらいですが、
HPのお写真だとこちら
「ガレット・ジャルダン ド パレルム」(4,320円)
口に入れると、まずレモンの香りと酸味が広がってから、シダにグレープフルーツの香りと苦みが際立ってくるという、香気のイマジネーションを掻き立てる
「ガレット・ジャルダン ド パレルム」
もちろん、他にもケーキは扱ってみえて、
この日は、私がずっと食べたかったケーキ
があり、テンションが上がってしまいました
左:「ドゥ ミルフィーユ」
右:「チーズケーキ セレスト」
左:「タルト アンフィニマン ヴァニーユ」
右:「シュー フレーズ ピスターシュ」
(全て864円)
このシュー生地のケーキも
食べてみたいと思ってたお品。
欲しいけど、
ガレットが本日中のホールケーキなので、我慢
・・・せっかくだから美味しくいただきたい
期間限定のケーキは1/17まで、
ネスプレッソのコラボケーキは1月末まで
の予定だそうです。(前後することもあるそうなので行かれる前にお店に確認してください)
なくなる前に…また来週こなければ(笑)
こちらのブティックではパンも扱ってみえて、
私は、この「ブリオッシュ(1,296円)」に釘付け(笑)
ながっ
でも、ふんわりとして美味しそうです
ガレットは3日前に要予約(電話でOK)です。
京都の店舗で頂けるのは、先程のレモンとグレープフルーツの「ガレット・ジャルダン ド パレルム」か、
こちらの「ガレット オ ザマンド」の2種類。
手前のフェーヴと一緒に袋に詰められている
青い包の中に王冠が入っていました
(日本国内ブティックでは、
フェーヴと王冠は別添えでお渡しとなるそう)
「ガレット オ ザマンド(3,672円)」
エピファニーの大横綱といってよい
ガレット オ ザマンド。
「ガレット・デ・ロワ」とは、
フランスの伝統菓子のひとつで、
折込パイ生地とアーモンドクリームで構成された
シンプルな焼き菓子。表面の美しい飾り包丁が特徴。
1/6のキリスト教の祝日である「エピファニー(公現祭)」を祝って食べられるお菓子ですが、
現在ではフランスでも1月中はブランジュリーやパティスリーの店舗を飾るそうです。
最近日本でもよく見るようになりましたよね
キリスト教に関して知識がない私にはちゃんと説明できないですが、「エピファニー」は、クリスマスから12日目にあたる1/6に行われる、キリストの顕現を記念する祝日のことだそうです。
なるほどだからこのガレット、
毎年この時期にだけお店に並ぶのですね。
因みに、ガレットとは、そもそも円形で平たく焼いたお菓子のことだそう。
うちは2人なので一度には食べられないので、
カットしてからフェーヴを下から忍ばせて、
連れにピースを選んでもらうことに(笑)
このフェーヴ、上品で可愛らしいですよね
ピエール・エルメはパリへのオード(頌歌)となる今度のエピファニーに際して、パリ造幣局とコラボレーションし、その彫刻家であるジョアキン・ジムネズとの出会いはかつてないほど斬新なコレクターズコイン(下方の画像)を生み出したということ。メゾン・ピエール・エルメ・パリを象徴するマカロンをかたどっていて、両メゾンの優れた職人技をたたえ合っているそうです。
2023年のフェーヴは、これらのコインから着想を得た金と銀との2つのフェーヴ。
パリ造幣局の「モネ・ド・パリ」はパリの中心部に位置し、864年より効果を鋳造しているフランス最古の機関であり、世界で最も古い会社。
マカロン形コインは、表面にピエール・エルメ(PH)とフランス共和国(FR)を表すモノグラム。裏面に人類の生活やパティシエにとって欠かすことのできない塩が結晶の姿で刻印されたもの。
この塩の結晶は、2017年にパリ造幣局を改装した建築家フィリップ・プロストにより創作されたということです。
シリアル番号付き限定発行コインはモネ・ド・パリの公式オンラインブティック等でも購入できるそう。
フランス語は分からないですが、多分これ
立体的でとっても可愛いですよね
日本でも販売元の会社から購入することができた(2022.11.18~予約販売)みたいですが、
20ユーロ銀メッキ付で22,000円、
200ユーロ金貨銀メッキ付で735,000円する
にも関わらず、既に販売終了していました
ガレットのお話に戻って…
京都のブティックでは頂くことはできませんが、
青山で頂くことができる
ピエール・エルメ・パリのオリジナルの逆折込パートフィユテのサクサクした食感と繊細な味わいが魅力の逸品
「ガレット オ ザマンド ベルナルド(4,536円)」
フランス・リモージュの磁器を代表する「ベルナルド」の数あるコレクションの中でも愛らしい色合いでパリを象徴するモニュメントを描いた「TOUT PARIS(トゥ パリ)」デザインのフェーヴが添えられているそうです。エッフェル塔が描かれていて、新年の新しい門出と幸運をパリから願っているかのようだと説明が添えられていました。
ガレット オ ザマンドは、生地がサクサクして、アーモンドクリームの香りと甘さも絶妙
すっごく美味しいです
美味しすぎて、珍しく連れは出張先にまで残った分を持って行った程(笑)
前回のクリスマスのケーキの時は複雑なお味と思いましたが、今回は素朴でわかりやすい美味しさです。
ガレットは、180℃に余熱したオーブンで5~8分温めた後、しばらく(約10分)常温に置いてから頂くのが美味しい食べ方らしいので、今度はそちらで試してみました。
そのままでもとても美味しかったですが、
確かに甘みが染み込んだような…
しっとりしたような…
さらに美味しくなりました
もうご存知の方も多いと思いますが、
王冠とフェーヴが何故付いてるかというと…
お店では、ガレットに王冠が冠せられていましたが、
ガレット・デ・ロワを切り分け、
たった一つのフェーヴを当てた人は、
その日1日王様・王女様になり、
パートナーに王冠を被せ、
幸せを分かちあうことができるそうです。
その幸運は1年続くとも言われているそう。
このゲーム習わし
の意味がないですが、
助け合って生きていかないといけないですものね。
2人で分かち合えるのは…
素敵な事かもしれません
因みに、
「ガレット オ ザマンド ベルナルド」の
オンライン在庫はなくなっていますが、
他のガレットは
1/15受取分まで予約できるみたいです
本日も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。